ダウン症で、幸せでした。～１０年追いかけてわかった幸福の秘密

ABCラジオ

2014年、出生前診断の拡大を背景に放送された「ダウン症は不幸ですか」の続編。本作では、約10年後の家族や当事者の「今」を通して、社会や暮らしの変化と課題を描きます。新型出生前診断によりダウン症と診断された胎児の多くが中絶される現実に向き合いながら、家族や当事者の声を通して「幸せ」の意味を問い直します。出演は、日本ダウン症協会代表理事・玉井浩氏、書籍『ダウン症で、幸せでした。』著者・姫路まさのり氏、松原家、喜井晶子さん、梶原家など3組の家族。「ダウン症は生まれてこなければよかった命なのか」という問いに直面しつつも、ダウン症のある子どもがもたらす笑いや学び、当事者の力強い言葉が希望を届けます。最後に全員で語った「ダウン症で、幸せでした」という言葉が、この番組の本心です。

エピソード

ダウン症で、幸せでした。～１０年追いかけてわかった幸福の秘密

ダウン症で、幸せでした。～１０年追いかけてわかった幸福の秘密

約10年前、新型出生前診断（NIPT）が日本で導入された時期に制作されたラジオ番組『ダウン症は不幸ですか？』の続編、本作『ダウン症で、幸せでした。～10年追いかけてわかった幸福の秘密』。当時取材したダウン症のある子どもと家族に再び取材し、子どもの成長、社会との関わりを通じて見えてきた「変化」と「変わらなかったもの」を描きます。就学・就労、家族の再構成（養子縁組）など現実の生活を通し、「障がい＝不幸」という偏見を問い直し、医療・福祉・教育・雇用など多角的な視点からダウン症を取り巻く環境や課題も紹介します。

57分

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