1951年、東京生まれ。3歳からピアノのレッスンを受けて育ち、慶應義塾大学在学中から内田裕也のバックバンドでキーボード奏者として活躍。1972年に近田春夫&ハルヲフォンを結成。1978年には歌謡曲をロックにアレンジしたカバーアルバム『電撃的東京』で話題を集める。1985年にヒップホップレーベル『BPM』を立ち上げ、『President BPM』名義でラッパーとしての活動を開始。CMソングも多数手がけており、森永製菓「チョコボール」や日本コカ・コーラ「爽健美茶」、TOTO「ウォシュレット」など1000曲以上のCMソングを世に送り出している。またミュージシャン以外にも、雑誌『POPEYE』で「THE 歌謡曲」の連載や、雑誌「週刊文春」での連載「近田春夫の考えるヒット」の執筆、「タモリ倶楽部」をはじめとするテレビ番組への出演など、多岐にわたる活動を行っている。数々のアルバムをコンスタントに発表し、さまざまなイベントに精力的に参加。