鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!~AIを使って世界征服じゃ!~鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!~AIを使って世界征服じゃ!~

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TOKYO FM

FROGMANがAIエキスパートや、クリエイター、アーティストなどをゲストに迎え、エンターテインメントにおけるAIの面白さや可能性を掘り下げていきます。

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エピソード

12月4日(木)Podcast「AI×映像制作の現在地 ― 阿部なつきさん×仁同正明さん、キューティーハニー制作の深層」

12月4日(木)Podcast「AI×映像制作の現在地 ― 阿部なつきさん×仁同正明さん、キューティーハニー制作の深層」

12月4日(木)Podcast「AI×映像制作の現在地 ― 阿部なつきさん×仁同正明さん、キューティーハニー制作の深層」

今回のPodcastでは、DMMショートドラマ『キューティーハニー』の主演 阿部なつきさん と、プロデューサー 仁同正明さんを迎え、作品制作の裏側と映像業界におけるAIとの向き合い方を、ざっくばらんに語っていただきました。仁同さんとフロッグマンは実は「30年来の知り合い」という関係性からトークがスタート。泥水をすすっていた下積み時代を経て、それぞれが監督・プロデューサーとして独自の道を切り拓いてきたという背景が、今回の掛け合いにもにじみます。阿部さんが演じるキューティーハニーは、原作の魅力を残しつつ、縦型ショートドラマとして現代仕様にアップデート。テンポの良さ、衣装の華やかさ、現代的なテーマ(パワハラ・セクハラなどのオフィスあるある)を織り交ぜながら、ショート動画としても“映える作品”に挑戦したとのこと。阿部さん自身が「女性目線で“かっこいい”と思えるビジュアル」を強く意識し、衣装・髪型・メイクまで細やかに提案したことも印象的でした。一方、演技面では大きな挑戦が。阿部さんにとって「主演・アクションともに初」。体づくりや剣術の稽古、食事管理まで徹底し、ハニーらしいプロポーションと動きを再現する努力が語られました。さらに、今回のドラマではアクション表現にAIを大胆に導入。AIとCG、吹替アクションの組み合わせを 「ABテスト」のように比較し、最も自然に見えるものを採用したという制作手法は、今の映像業界がまさに変革期にあることを象徴しています。仁同さんいわく、「アクションの7〜8割はAI活用が入っている」とのことですが、完成版を見た阿部さん本人ですら「どこがAIか分からなかった」というほど自然な仕上がり。監督の秋田氏が相当な研究と検証を重ねた結果でもあります。また、SNSで「AI動画が急成長している」現状についてのトークでは、フロッグマンが「映画をなめるなと言いたくなる瞬間はある」と語る一方、仁同さんは「AIでまずテスト映像を作り、実写に落とし込む」という未来の制作フローにも前向き。著作権ルールをクリアしながらAIを取り入れることで、・説明資料のビジュアル化・アクションの補強・演者の身体的負担の軽減など、クリエイティブの新たな選択肢が広がっていることも示されました。阿部さん自身はAIを“恐れる対象”ではなく、「むしろ人間の不完全さや失敗がより魅力として際立つ時代」と前向きに捉えているのが印象的で、まさに若い世代の象徴のような姿勢でした。作品内容にも触れつつ「見所は衣装11着!」「オフィスあるあるが刺さる」「片山陽加さんほか共演者も豪華」など、裏話もたっぷり。短時間ながら深く、そして“今の映像制作のリアル”が詰まったPodcastとなりました。

21分

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12月4日(木)ラジオ本編「AI時代のアクションはどう変わる?俳優・阿部なつきさんと仁同正明Pが語るキューティーハニー制作の舞台裏」

12月4日(木)ラジオ本編「AI時代のアクションはどう変わる?俳優・阿部なつきさんと仁同正明Pが語るキューティーハニー制作の舞台裏」

12月4日(木)ラジオ本編「AI時代のアクションはどう変わる?俳優・阿部なつきさんと仁同正明Pが語るキューティーハニー制作の舞台裏」

DMMショートドラマ『キューティーハニー』を題材に、俳優の 阿部なつきさん、そしてプロデューサーの仁同正明さんを迎えて、AIと映像制作の新しい関係を深掘りした今回の本編。まず番組では、阿部さんの“令和の不二子”と呼ばれる華やかな活動や、ショートドラマ版キューティーハニーの魅力について話が広がった。原作の持つ世界観を生かしながら、現代の視聴スタイルに合わせてテンポよく仕上げたという作品づくりの姿勢が語られ、縦型ショートに挑む新鮮さも印象的だった。アクション要素の多い今作では、役者が挑戦した“実際の動き”と、AIによる映像補完が絶妙に組み合わされているという。阿部さん自身が剣技の稽古をみっちり行った上で、どうしても人間だけでは難しい動きやカットをAIで補強する。その「100点を110点にするために使うAI」という考え方が、本作の大きな特徴だと語られた。一方でプロデューサーの仁同さんは、映像業界のAI導入について「便利さの裏にある“寂しさ”」にも触れる。映像づくりには本来、無駄とも思える試行錯誤や現場の空気があり、それが作品に“熱”を生む。しかしAIはその工程を大きく効率化してしまうため、クリエイターとして複雑な感情もあるという。それでも、制約に縛られてきた脚本や演出の“可能性を広げる道具”として、前向きにAIを受け止めている姿勢が印象的だった。また、AI動画のクオリティがSNSで話題になっていることについて、フロッグマンは「映画をなめるなと言いたくなる瞬間もある」と語りつつ、一方でAI技術がもたらす業界構造の変化にも敏感。今後、俳優の姿をデジタル化し“出演料モデル”が変わる可能性、監督は「指示の精度」が問われる時代になることなど、未来の働き方にも話題が広がった。阿部さんは、自身のグラビアや表現にもAI時代が影響することを前向きに捉えており、「人間の不完全さが、むしろより魅力になる」と語る。その姿勢は、技術進化のただ中にいる若い表現者ならではの軽やかさを感じさせた。作品の裏話から、クリエイターの価値観、AIがもたらす希望と葛藤まで──『キューティーハニー』の現場を通して、AI時代における“人が作る意味”を改めて考えさせられる濃い対話となった。

26分

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11月27日(木)Podcast「テレビ演出×AIの最前線――藪木健太郎さんが語る“映像づくりのこれから”」

11月27日(木)Podcast「テレビ演出×AIの最前線――藪木健太郎さんが語る“映像づくりのこれから”」

11月27日(木)Podcast「テレビ演出×AIの最前線――藪木健太郎さんが語る“映像づくりのこれから”」

今回のPodcastでは、テレビ演出家として長年第一線を走り続ける Sunny Pictures の藪木健太郎さん を迎え、映像制作現場における AI活用の最前線を深掘りした。藪木さんは、爆笑レッドカーペット、エンゲイグランドスラム、ザ・ベストワン、マスクドシンガーなど、数々の大型エンタメ番組を手掛けてきた人物。フジテレビ時代には照明部として『北の国から』にも参加し、フロッグマンとも“現場仲間”として旧知の仲だ。現在は独立し、テレビ局横断で地上波・配信・イベントまで幅広く制作を担う藪木さん。近年、彼の仕事に大きく影響しているのが「生成AI」。特に、企画書づくりの初期段階では、スマホにメモしてきたアイデアをプロンプトとしてAIに渡し、「まとめ」「整理」「論点化」させることで、ブレスト前の“下ごしらえ”が圧倒的に楽になったという。ただし、AI側に企画の主導権を渡さず、「自分が何を作りたいか」の芯を明確に持つことが必要だと語った。番組では、実際に AI映像を地上波バラエティで使用した裏話にも言及。テーマパークの“つけ耳”や“Tシャツ”といった架空のグッズを扱う再現VTRは、美術発注やセット制作を行うと時間も予算もかかる。そこでフロッグマンのAI映像を導入したところ、スピード・コスト・クオリティのバランスが良く、「この領域はAIがハマる」と手応えを感じたと語る。一方で、テレビ局がAI導入に慎重な理由として「権利処理・著作権リスク」を指摘。どの素材を元にAIが学習・生成したのかが曖昧なケースもあり、後から炎上するリスクを避けるため、まだ“未知の技術”として慎重姿勢が続いているという。放送業界はもともと慎重で、チェック体制も厳格なため、通信・配信のほうが先にAI映像が浸透しつつある現状を説明した。ただし、音楽・BGM制作については、すでに“実質AI時代”に入っていると分析。番組BGMや簡易の歌モノなどはAIとの相性が良く、生成精度も違和感が少ないため「知らないうちにAIが入り込んでいる領域」と指摘した。最後に、AIと笑いの未来について質問されると、藪木さんは「面白ければ何でもいい」と笑顔で即答。芸人のネタ作りをAIで補助する未来や、AIコント大会のような企画まで構想しており、「ネタの民主化」が起こる可能性にワクワクしていると語った。AIは脅威ではなく、“面白いを一緒に作る相棒”。そんな視点が、現場を知り尽くした演出家ならではの言葉として印象に残る回となった。

21分

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11月27日(木)ラジオ本編「テレビ×AIの現在地──演出家・藪木健太郎さんが語る“現場のリアル”」

11月27日(木)ラジオ本編「テレビ×AIの現在地──演出家・藪木健太郎さんが語る“現場のリアル”」

11月27日(木)ラジオ本編「テレビ×AIの現在地──演出家・藪木健太郎さんが語る“現場のリアル”」

今回の放送では、バラエティ演出家として数々のヒットを生み出し、現在は『SunnyPictures』代表として活躍する藪木健太郎さんを迎え、テレビとAIの関係、そして現場で起きているリアルな変化を深掘りした。トークはまず、フロッグマンさんと藪木さんが「北の国から」の現場で同期のように働いていたという昔話からスタート。照明部と制作部という立場を越えて“同じ釜の飯を食った仲間”という関係性が、番組の空気を一気に温めた。藪木さんは、フジテレビの関連会社への出向を経て、TBS『SASUKE』やテレビ朝日のネタ番組、日本テレビの大型特番、Amazon『マスクドシンガー』まで多彩な作品を手掛けてきたヒットメーカー。その経験を土台に「何でも笑顔にする会社」というコンセプトでSunny Pictures を設立したという。本編の焦点となったのは “テレビ現場のAI導入”。藪木さんは「興味はあるけれど、テレビは権利処理に慎重な業界。炎上リスクも大きいので、最初の一歩が踏みにくい」と率直に語る。一方で、すでに海外向け翻訳や企画段階ではAIが実用段階に入りつつあり、「表現の補助線としては非常に優秀。特に多言語化はレベルが高い」と手応えも共有した。映像生成については、フロッグマンさんのOBETAAIスタジオが最近手掛けた“地上波のバラエティ再現VTRをAIで制作した事例”に触れ、「地上波のAI映像はこれが最速では?」という裏話も飛び出した。今後、類似の事例が広まればテレビ界の流れは一気に変わる可能性があるという。AI活用の難しさについては、藪木さんが「直し(リテイク)が苦手」という現実的な課題を指摘。映像の微調整をAIが苦手とするため、「出す前の準備と、明確なコンセプトを持つことがますます重要になる」と語った。番組終盤では、恒例の“島根自虐カレンダー”の告知とともに、来週の本編に向け、花奈澪さんとフロッグマンさんが「負けた方が作品を作る」ガチの“じゃんけん勝負”を展開。結果は花奈澪さんの負け。来週、どんな作品が届くのか期待が高まる締めとなった。

26分

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11月20日(木)Podcast「AI×農業の最前線―“畑とテクノロジー”をつなぐアグリコミュニケーター藤井さん」

11月20日(木)Podcast「AI×農業の最前線―“畑とテクノロジー”をつなぐアグリコミュニケーター藤井さん」

11月20日(木)Podcast「AI×農業の最前線―“畑とテクノロジー”をつなぐアグリコミュニケーター藤井さん」

今回のPodcastは、「農業×AI」という異色のテーマ。ゲストにお迎えしたのは、inaho株式会社のアグリコミュニケーター 藤井智大さん。“畑とテクノロジーの通訳者”として、農家とエンジニアの間をつなぎ、現場に本当に役立つAIロボットを開発している方だ。inahoは、畑で働く収穫ロボットや、作業を効率化する代車ロボットを自社開発するスタートアップ。大きな農機メーカーでは手が届かなかった“選んで収穫する野菜”にフォーカスし、トマトやアスパラのように「これは採る/これはまだ採らない」の判断が必要な収穫作業をAIで支える。藤井さんは、エンジニアと農家の感覚のズレを埋め、どちらの言語も話す“橋渡し役”として開発の根幹を担っている。彼らの哲学は“完璧な自動化”ではなく、“人とAIの最適な共存”。AIには不得意な人間の繊細な判断は任せない。一方、重労働や高所作業はロボットが引き受ける。すべてを置き換えるのではなく、人の負担を減らし作物を守るためにAIを導入するという発想だ。アスパラの収穫ロボットの話は特に興味深い。夏は1日に10cm以上伸びることもあるアスパラは、収穫タイミングを逃すと出荷できない。農家は朝と夕方の2回畑へ行く必要があるが、ロボットが24時間見回って“ちょうどいい長さ”を見つけて収穫することで作業頻度は半分に。結果、農場を拡大でき、生産量を増やせる可能性が広がっている。さらに印象的だったのが、国レベルでスマート農業への投資が加速しているという話。来年に向け、スマート農業関連予算は16億円から54億円規模に増加。少子高齢化で農家が85%減ると予測される中、食の持続性を守るため、国の“本気度”が高まっているという。藤井さんは、「AIは農家の敵ではなく、現場を支えるパートナー。正しく使えば、生産性だけでなく、働く人の人生の選択肢も広げられる」と語る。テクノロジーが畑に入ることで、農業の常識そのものがアップデートされようとしている。そんな“未来の香り”がたっぷり詰まったPodcast回だった。

19分

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11月20日(木)ラジオ本編「AIと畑をつなぐアグリコミュニケーター・藤井智大さん」

11月20日(木)ラジオ本編「AIと畑をつなぐアグリコミュニケーター・藤井智大さん」

11月20日(木)ラジオ本編「AIと畑をつなぐアグリコミュニケーター・藤井智大さん」

今夜のゲストは、inaho株式会社で“アグリコミュニケーター”として活躍する藤井智大さん。農家さんとエンジニアの間に立ち、「本当に現場で役立つAIロボット」を作るために奔走している人物です。番組は“魂とAI”という哲学的なトークから始まり、そこから自然な流れで“AIと畑のリアル”へ。藤井さんが所属する inahoは、農作業の省力化・自動化を目的としたロボット開発企業。特徴は、ロボットを「必要な性能だけを満たす合理的な設計」にすること。農業現場は土・湿気・埃・日射など過酷な環境のため、産業用ロボットのような数百万円のアームを持ち込んでも、壊れてしまえば修理費が現場の負担になる。だからこそinaho は、市販パーツを組み合わせた“壊れても直しやすい”ロボットをつくり、「農家さんが本当に使えるもの」を最優先にしているのです。たとえば“収穫ロボット”。アスパラガスは「長さ」で成熟度を判断し、トマトは「赤色の度合い」+「茎の形状」で“今が収穫すべきか”を判断。AIは万能ではなく、むしろ「使う場所を見極めて活かす」ことで初めて現場で機能する──その思想がinaho の開発哲学。導入事例では、背伸びしながら行う“葉かき作業”を、座ったまま行える移動式代車の導入により「6人がかり →3人でOK」に減った例も。足腰に不安がある人でも作業しやすくなり、「働く人の選択肢」を広げる技術としても期待されているそうです。藤井さんが語った“最終形”は、農場そのものを ロボット前提で設計する“ターンキー型農場”。従来の大型ハウスでは100人規模の従業員が必要とされる一方、周辺地域に労働人口が足りないケースが多い。もしロボットを軸に設計すれば、必要人数が大幅に減り、余ったスペースを生産面積に回せる。結果として「同じ土地で収量が大きく増える」未来が見えるといいます。そして話題は“日本の農業のこれから”へ。2050年には農業経営体が約85%減るという衝撃的な予測。気候変動も重なり、放っておけば“食料が足りない国”になる可能性もある。その危機感の中で、藤井さんは国の支援制度にも携わりながら、「現場の人が導入しやすいAI」をどう普及させるかを考えているとのこと。藤井さんの語る姿勢は、“夢の技術”よりも“今日の現場が助かる仕組み”。農業の未来が少し重く感じられるテーマでありながら、話しぶりはとても軽やかで、希望を感じさせる時間となりました。

25分

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11月13日 Podcast「AIと教育のこれから」

11月13日 Podcast「AIと教育のこれから」

11月13日 Podcast「AIと教育のこれから」

今回のPodcastのテーマは「AI時代の教育」。ゲストは京都芸術大学附属高等学校・じぶんみらい科で教員を務める野中孝利先生。小学校教諭として7年間子どもたちを教え、現在は「AIとテクノロジーをどう学びに取り入れるか」を高校現場で探究し続ける実践者だ。まず、ユニークな名前の「じぶんみらい科」について説明。京都芸術大学附属高等学校には通学型の「進学コース」と、全国どこからでも学べる単位制・通信制の「じぶんみらい科」がある。理念は“想像力(クリエイティビティ)×創造力(イマジネーション)”。美術高校ではなく、芸術大学付属ならではの「美意識や創造性を育てる学び」を軸に、自分のペースで学び、自己効力感(自分はできるという感覚)を育てるスタイルが特徴だ。授業はオンライン中心。スクーリングは年2回だけで、京都の本校だけでなく東京キャンパスでも実施される。全国から生徒が在籍し、カフェで授業動画を見るなど“場所も時間も選べる高校”として注目を集めている。通信制高校が増える中、「選択肢の少ない地域でも、自分に合った学びが得られる」新しいかたちだ。番組の核心は「AIをどう授業に取り入れているか」。じぶんみらい科の教職員は総じて前向きで、AI活用を“まずはやってみる”姿勢で推進。事務作業の効率化として、議事録を音声から生成し蓄積するなど、既にノートブックLMなどを導入。さらに野中先生の情報科の授業ではGeminiを使った入門編のワークを実施。キャンバス機能でコードを生成したり、資料を作ったり、簡単なゲームまで生徒が作ってみせるなど、驚きと興奮を伴う“AIで作る体験”が生まれている。一方で先生が強調したのは「AIとの付き合い方」。AIが出力したものをそのまま受け入れるのではなく、▪ それは本当に正しい情報か? ▪情報源(一時情報)はどこか? ▪ その表現は本当に“自分の言葉”か?と確かめる姿勢を育てることが不可欠だという。判断力や表現力は機械任せにできず、人間側が常に“操縦桿を握る”ことが重要だと語る。これからの教育で求められるのは、従来の暗記型学習ではなく、AIが作った結果を踏まえ“自分は何をしたいのか”“どう判断するか”を考える力。そして、AIと組み合わせて自分の“好き”を表現していく創造性だと野中先生は言う。最後に、野中先生自身もプログラミングやアプリ制作を楽しむ一人であり、「怖がらず、とにかく試してみること。失敗してもいい。その楽しさを生徒にも広げたい」と前向きなメッセージを残した。AIが学びの可能性を広げ、全国どこにいても自分のペースで未来に向かえる——「じぶんみらい科」はまさに新しい教育の実験場であり、AI時代の“学ぶ意味”そのものをアップデートしようとしている。

18分

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11月13日ラジオ本編「AIと教育:未来の学びの形」

11月13日ラジオ本編「AIと教育:未来の学びの形」

11月13日ラジオ本編「AIと教育:未来の学びの形」

今週のテーマは「AI時代の教育」。ゲストは、京都芸術大学附属高等学校「じぶんみらい科」で教鞭をとる野中孝利先生。小学校で7年間子どもたちを指導した後、現在は高校の現場で、AIやテクノロジーをどう学びに活かすかを探求している教育者です。「じぶんみらい科」は2024年度に開設された新しい学科。“想像力(イマジネーション)と創造力(クリエイティビティ)”を教育理念に掲げ、全国どこからでもオンラインで学べる単位制通信制高校です。生徒が自分のペースで学び、自分の未来を自分で描くことを大切にしており、「無理に登校を強いられず、安心して学べる」「先生との距離感がちょうどいい」といった声も届いているとのこと。年2回のスクーリングでは京都のキャンパスに集まり、旅のように楽しみながら対面授業を行います。番組では、野中先生がAI音楽生成ツール「Suno」を活用したオンライン行事を実施したエピソードも紹介。生徒が各自のプロンプトで楽曲を生成し、作品を共有し合うという試みは、「音楽経験がなくても創作できる楽しさ」を実感させるきっかけとなり、教員たちも「AIを通じて新しい表現に出会う喜びを感じた」と語ります。フロッグマンも「我々も毎週Sunoで盛り上がってる!」と共感を寄せました。話題は、リスナーから届いた「AIで考える力が弱くならないか?」という質問にも。野中先生は「考える力は失われていない。むしろ方向がシフトしている」と強調。計算機が“計算”を代替したように、AIが“作業”を担う時代では、人間はその結果をもとに「何を問題と捉え、どう解決するか」を考える力が求められると説明しました。フロッグマンも「記憶力を競う時代は終わった」と共感し、花奈澪も「AIを使うにも頭を使う」と、AIと共存する“新しい学びの形”を実感していました。また、野中先生は「AIを使いこなす上で大切なのは、操縦桿を握るのが自分だという意識」と語り、情報の出どころを見極め、自分の考えで判断できる力を育むことの重要性を強調。「教師も生徒と一緒に学び、試行錯誤しながら進化していく教育を」と語りました。フロッグマンは最後に、「AIを敵と見るのではなく、美しいものを正しいと感じる感性を育てる教育が大切」と締めくくり、野中先生も「AIを使って、生徒とともに自分の可能性を広げていきたい」と語りました。📡 AI時代の教育のリアルと、学びの新しいかたち。番組では話しきれなかった“よりディープな内容”をPodcastで配信中。Spotify/Apple Podcast/TOKYO FM Podcastで「鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!」をチェック!👉 https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/

24分

24分

11月13日 Podcast「AIと教育のこれから」

11月13日 Podcast「AIと教育のこれから」

11月13日 Podcast「AIと教育のこれから」

今回のPodcastのテーマは「AI時代の教育」。ゲストは京都芸術大学附属高等学校・じぶんみらい科で教員を務める野中孝利先生。小学校教諭として7年間子どもたちを教え、現在は「AIとテクノロジーをどう学びに取り入れるか」を高校現場で探究し続ける実践者だ。まず、ユニークな名前の「じぶんみらい科」について説明。京都芸術大学附属高等学校には通学型の「進学コース」と、全国どこからでも学べる単位制・通信制の「じぶんみらい科」がある。理念は“想像力(クリエイティビティ)×創造力(イマジネーション)”。美術高校ではなく、芸術大学付属ならではの「美意識や創造性を育てる学び」を軸に、自分のペースで学び、自己効力感(自分はできるという感覚)を育てるスタイルが特徴だ。授業はオンライン中心。スクーリングは年2回だけで、京都の本校だけでなく東京キャンパスでも実施される。全国から生徒が在籍し、カフェで授業動画を見るなど“場所も時間も選べる高校”として注目を集めている。通信制高校が増える中、「選択肢の少ない地域でも、自分に合った学びが得られる」新しいかたちだ。番組の核心は「AIをどう授業に取り入れているか」。じぶんみらい科の教職員は総じて前向きで、AI活用を“まずはやってみる”姿勢で推進。事務作業の効率化として、議事録を音声から生成し蓄積するなど、既にノートブックLMなどを導入。さらに野中先生の情報科の授業ではGeminiを使った入門編のワークを実施。キャンバス機能でコードを生成したり、資料を作ったり、簡単なゲームまで生徒が作ってみせるなど、驚きと興奮を伴う“AIで作る体験”が生まれている。一方で先生が強調したのは「AIとの付き合い方」。AIが出力したものをそのまま受け入れるのではなく、▪ それは本当に正しい情報か?▪ 情報源(一時情報)はどこか?▪ その表現は本当に“自分の言葉”か?と確かめる姿勢を育てることが不可欠だという。判断力や表現力は機械任せにできず、人間側が常に“操縦桿を握る”ことが重要だと語る。これからの教育で求められるのは、従来の暗記型学習ではなく、AIが作った結果を踏まえ“自分は何をしたいのか”“どう判断するか”を考える力。そして、AIと組み合わせて自分の“好き”を表現していく創造性だと野中先生は言う。最後に、野中先生自身もプログラミングやアプリ制作を楽しむ一人であり、「怖がらず、とにかく試してみること。失敗してもいい。その楽しさを生徒にも広げたい」と前向きなメッセージを残した。AIが学びの可能性を広げ、全国どこにいても自分のペースで未来に向かえる——「じぶんみらい科」はまさに新しい教育の実験場であり、AI時代の“学ぶ意味”そのものをアップデートしようとしている。

24分

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11月6日(木)Podcast 「ブラウザ戦争とプロンプト力の真実」

11月6日(木)Podcast 「ブラウザ戦争とプロンプト力の真実」

11月6日(木)Podcast 「ブラウザ戦争とプロンプト力の真実」

今回のポッドキャストでは、AIの伝道師として知られる 株式会社ELVES代表・田中秀樹さん が登場。YouTubeチャンネル「テック戦(Tech戦)」でAIの最前線を発信し、企業のAI導入支援や教育活動も手掛ける田中さんは、番組初の“2回目のゲスト”としてスタジオに登場しました。パーソナリティはFROGMANと花奈澪、そして時折AI吉田くんも加わり、AIと人間のこれからをめぐるトークが繰り広げられました。🧩 ELVESの活動と新プロジェクト田中さんが率いるELVESは、2016年に渋谷で創業した「AIで社会課題を解決する」会社。現在はAI開発を中心に、日々“AIと格闘”しながら新しいプロダクトを構築中だと語りました。さらに田中さんは初出し情報として、来年2月にAI開発のプロセスに関する書籍を出版予定であることを告白。アプリやシステム開発とは異なる“AI時代の開発手順”を体系的に解説する内容で、ツール紹介ではなく“変わらない考え方”に焦点を当てて執筆しているといいます。FROGMANが「AI最先端なのにアナログで勝負するんですね」と驚く場面も。💻 最新AIトレンド:ブラウザ戦争の幕開け話題は直近のAIトレンドへ。田中さんによると、ここ1か月でOpenAIの「ChatGPTAtlas」やPerplexityの「Comet」など、各社が独自ブラウザを発表したことが大きな転換点。AIがブラウザを自ら操作し、複数のWebタスク(例:旅行予約、決済、表計算の自動作成)を自律的に実行できるようになったといいます。実際、田中さんは「Yahoo天気のデータを集め、Googleスプレッドシートに整理し、東京の天気をグラフ化する」実験を行い、人間なら半日かかる作業をAIが約12分で完了したと報告。FROGMANも「本当にAIが部下になったようだ」と驚きを隠せませんでした。🚀 終わりにトークの終盤では、AIがもたらす新しい働き方や“人間らしさ”の再定義にも話が及びました。FROGMANは「人が自分の意思で動く本来の姿に戻る時代」とまとめ、田中さんは「AIと共に社会をアップデートしていく」と意気込みを語りました。次回も、AIを“わかりやすく・楽しく”伝える鷹の爪団の挑戦が続きます。🎧 Podcastはこちら → https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/#鷹の爪 #ちょっと来いAI #TOKYOFM #AI #ELVES #田中秀樹

18分

18分

11月6日(木)ラジオ本編 「AIがAIを作る時代に突入!?止まらない進化」

11月6日(木)ラジオ本編 「AIがAIを作る時代に突入!?止まらない進化」

11月6日(木)ラジオ本編 「AIがAIを作る時代に突入!?止まらない進化」

木曜21時30分から放送のTOKYO FM「鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!」。今週のゲストは、AIをわかりやすく伝える伝道師、株式会社ELVES 代表・田中秀樹さん。YouTubeチャンネル「テック千一夜」でAIの最前線を発信する田中さんは、番組初の“2回目の登場”。FROGMAN、花奈澪、そしてAI吉田くんを交えて、急速に進化するAIの世界とその裏側を語りました。田中さん率いるELVESは、2016年創業のAIスタートアップ。「AIで社会課題を解決する」を掲げ、企業向けAI開発に取り組む一方で、AI教育にも注力中。番組では「AIがAIを作る時代に入った」と語り、すでに多くの企業がAIコード生成を実務に取り入れていると明かしました。その結果、AI開発のスピードは“指数関数的”に加速していると指摘します。また、2025年のAIトレンドとして話題になった「ChatGPT Atlas」などのAIブラウザも解説。AIがWebを自律操作し、予約や決済まで実行する仕組みを紹介すると、FROGMANは「本当にAIが部下みたい」と驚嘆。これに田中さんは「便利になる一方で、法律や倫理の整備も追いついていない」と警鐘を鳴らしました。さらに議論は“著作権問題”にも及び、動画生成AI「Sora 2」などの進化が、創作と権利の境界を揺るがしている現状に触れました。田中さんは「テクノロジーが速すぎて、人間の法律が追いかける形になっている」と語り、法整備と社会的理解の必要性を強調しました。終盤では来年の展望にも言及。AI最適化されたOSやブラウザの登場で、「2026年には“GAFAM一強”の時代が崩れるかもしれない」と分析。FROGMANは「AIが世界を変える速度はもう止められない」と語り、花奈も「私たちもAIマニアにならないと」と笑顔で締めくくりました。番組では続きのディープなトークをPodcastで配信中。ブラウザ戦争やAI開発現場のリアルがより詳しく語られています。🎧 Podcastはこちら → https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/#鷹の爪 #ちょっと来いAI #TOKYOFM

25分

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10月30日ラジオ本編 AIドラマ『サヨナラ港区』 の裏側に迫る!

10月30日ラジオ本編 AIドラマ『サヨナラ港区』 の裏側に迫る!

10月30日ラジオ本編 AIドラマ『サヨナラ港区』 の裏側に迫る!

10月30日放送の「鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!」では、AIドラマ『サヨナラ港区』 のクリエイター 宮城明弘さん と、プロデューサー 株式会社YTVメディアデザインの汐口武史さん をゲストに迎え、“AIと人間が共に物語を作る新しい映像制作のかたち”についてトークが繰り広げられました。 * 100年後の東京・港区を舞台にしたSFコメディドラマ。 * 港区が23区を支配するというディストピア的な未来を、 独自のユーモアとビジュアルで描いた作品。 * 映像はすべてAIによる生成で、宮城さんが一人で制作。 * 総尺約50分の連続ドラマとして放送され、 日本では“AIドラマの地上波初”となる試みといわれています。 * 宮城さんは、友人である映画監督や俳優の「制作資金の課題」を見て、 “AIで映像制作を民主化できないか” と考えたのが出発点。 * 目指したのは、リアルな質感と映像的説得力。 → 「リアルにどこまで近づけるか」が最大のテーマ。 * 生成画像の質を高めるため、プロンプトは3,000文字級という徹底ぶり。 * 「中途半端なものは絶対に出さない」というこだわり派。 対してフロッグマン氏は「こだわらない派」で、 両者の対比が印象的なトークとなりました。 * 主に使用したツールはMidjourney。 * 制作は2025年7月頃に完了。 * ChatGPTや最新AI技術のアップデートの影響は受けず、 “独自の感覚でAIと向き合う”制作スタイルを貫いています。 * フロッグマン氏が手がけるAIアニメ『小泉八雲のKWAIDANの世界』と、 ほぼ同時期に制作されたことから「どちらが日本初か」の話題で盛り上がる。 * 宮城さんはAIクリエイターの中でも“職人気質”として紹介され、 「AI映像業界の侍」と評される。 * 汐口さんは、「誰でも作れる時代ではあるが、 “責任を持って放送まで届けられる人”が本物のクリエイター」と強調。 納品責任の重要さを語りました。 * 宮城さん: AIとリアルの融合を目指し、人間の演技とAI映像を掛け合わせた新企画を準備中。 低予算でも海外と戦えるクオリティの映像制作を目指す。 * 汐口さん: 「誰でもAI映像を作れる時代」は来るが、 **“商業ベースで責任を持って納品できるスタジオ”**が鍵になると指摘。 YTVメディアデザインとして、AI映像を安心して社会に出せる体制づくりを進めたいと語りました。 * 「AIにできないのは“責任”を取ること」 * 「AIと人間が共に作る時代に、最も大切なのは“人間の判断と責任感”」 というテーマで締めくくられました。📺 AIドラマ『サヨナラ港区』:DMMショートで全話配信中🎧 ポッドキャストはこちら → https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/#鷹の爪 #ちょっと来いAI #TOKYOFM #AIドラマ #サヨナラ港区 #YTVメディアデザイン🎬 AIドラマ『サヨナラ港区』とは🧠 制作背景とクリエイティブの狙い⚙️ 技術とツール💬 トークハイライト🚀 今後の展望🎧番組締めコメント🔗関連情報

24分

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10月30日Podcast「聞いちゃだめ!だってすごいこと言ってるから!」

10月30日Podcast「聞いちゃだめ!だってすごいこと言ってるから!」

10月30日Podcast「聞いちゃだめ!だってすごいこと言ってるから!」

🎧 Podcast概要今回のポッドキャストでは、AIドラマ**『サヨナラ港区』の制作チーム、AIクリエイターの宮城明弘さんと、プロデューサーの汐口武史さん(YTVメディアデザイン)**をゲストに迎え、AI映像制作の舞台裏と、地上波初のAIドラマが生まれた経緯を深掘りしました。 * 宮城さんと汐口さんの出会いは今年1月ごろ。 共通の知人の紹介で「すごいAI映像を作る人がいる」と紹介され、 初対面から数か月で企画が動き出しました。 * 話が本格化したのは3〜4月ごろ。 2人だけで進める少数精鋭の体制を決定し、わずか半年で地上波放送へ。 汐口さんは「意思決定が早いのが成功の理由」と語りました。 * 企画はもともと**配信ドラマ(DMMショート)**として始動。 そこに地上波放送(読売テレビ系列)が加わる形で展開。 * 放送にあたっては、法務チェックや文化庁ガイドラインの確認を徹底。 AI映像の著作権・倫理面でのリスクを整理したうえで社内承認を得たとのこと。 * 社内説得のために、汐口さんはスマホにAI映像を入れて幹部に直接プレゼン。 結果、「読売テレビが日本初のAI連続ドラマを放送」という快挙につながりました。 * 制作は基本的に宮城さんが一人で映像を担当。 制作期間は約1か月半、総カット数は1万5000超。 * 50分の連続ドラマを一人で完遂するという驚異的な制作スピード。 * 汐口さんが脚本・企画を担当し、最小限のやりとりで映像と編集を進行。 「お互いの領域を尊重し合うことで最短で完成した」と振り返りました。 * 画像生成:Midjourney * 映像生成:Haiper(ハイパー) → 他ツールも試したが、「人物の表情・目線・動き」の自然さでHaiperを採用。 * プロンプトは1カットごとに1000〜3000文字。 “トランジション機能”を使わず、カメラワークや演技指示もすべて文章で記述。 宮城さん曰く「ツールではなく、言語化力が勝負」。 * 生成の試行錯誤は「足し算と引き算」。 → 弱い部分を足し、強すぎる部分を削る「演出的思考」で完成度を高めた。 * 舞台は100年後の東京。港区が23区を支配するというSFコメディ。 * 主人公が“港女”にされる運命に抗う物語。 * SF+社会風刺+ユーモアのバランスが特徴で、 AI特有の“不完全なリアル”が物語の味にもなっています。 * 宮城さんは「AIを使って映画制作の資金難を解決したい」という想いからAIを始めたと語る。 * 昨年から独学でAI映像を始め、わずか1年で7カ国の企業から依頼を受けるまでに成長。 Instagramに**「1日1作品」**を投稿し続けたことが転機に。 * フロッグマン団長が「侍のような職人」と評し、 スタジオ一同がその制作量と集中力に驚嘆。 * 汐口さんは「理解しすぎない距離感がよかった」と語り、 ディレクターが過剰に介入せず任せたことが完成の鍵だったと振り返る。 * キャラクターの整合性(顔や髪型のブレ)は現技術でも難題。 → 逆に「港区に染まっていく」という設定で自然に演出。 * 宮城さんは「AIであっても“統一感と演出”は人間の仕事」と強調。 * 現時点で視聴者の反応は好意的で、 業界関係者からの反響が特に大きい。 → 「次は一緒にやりたい」という声も多数。 * 宮城さん:AIとリアルの融合を目指し、演技とAI映像を組み合わせた新企画を構想中。 * 汐口さん:AI時代の放送には「責任を持って納品できる人間」が必要だと指摘。 → 「AIにできないのは“責任を取ること”。そこに人間の価値がある」と締めくくりました。📺 『サヨナラ港区』は DMMショートで全話配信中🎧 Podcastはこちら → https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/#鷹の爪 #ちょっと来いAI #サヨナラ港区 #AIドラマ #TOKYOFM #YTVメディアデザイン🎬 出会いと企画の始まり📺 地上波放送までの道のり🧠 制作体制とスピード感🛠️ 使用ツールと制作スタイル🎭 ストーリーと世界観💬トークハイライト🎯 AI映像制作の今と課題🚀 今後の展望🔗 関連情報

31分

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10月23日Podcast DLE OBETA AI STUDIO 芦原健介さん&大久保翔太さん

10月23日Podcast DLE OBETA AI STUDIO 芦原健介さん&大久保翔太さん

10月23日Podcast DLE OBETA AI STUDIO 芦原健介さん&大久保翔太さん

🎧 TOKYO FM「鷹の爪団の『人工知能、ちょっと来い!』」ポッドキャストレポート今回のゲストは、DLE OBETA AI STUDIOから芦原健介さんと大久保翔太さん。AIアニメ 『小泉八雲のKWAIDANの世界』 の制作舞台裏についてたっぷり語っていただきました。TSK(山陰中央テレビ)で毎週木曜21:45〜放送中のこの作品は、同じシナリオ・同じ声優(茶風林さんら)を使いながら、AIによる「アニメルック版」と「実写ルック版」の2種類を放送する、日本でも珍しい試みです。台本は人間が書いていますが、映像部分のほとんどはAIが生成。AIアニメーションの“実験場”とも言える制作現場の様子が明かされました。AIが生み出した画像の中には、・キャラクターの目の位置がズレる・江戸時代の風景に電柱やパイプが入り込むといった“AIならではの誤差”も。こうした部分はPhotoshopで人間が修正しています。また、キャラクターデザインは著作権対策のため必ず手描きからスタート。AIに学習させる前の「下絵」は人間の手で描いています。OBETA AI STUDIOの基本方針は、「こだわるな」=AIの限界を見せることもコンテンツの一部にする。細部に時間をかけすぎると、むしろ実写より遅くなることもあるため、スピードと実験精神を優先しています。 * 手前の人物越しに奥を映す「なめのショット」など、複数構図の絵作り * 江戸時代の文化的要素(髷=ちょんまげなど) * 仏教のお経の漢字や装飾的な文字表現こうした文化的・構図的な理解はまだ苦手とのこと。プロンプトでAIを“騙すように誘導”して描かせる工夫も欠かせません。制作過程で驚かれたのは、Googleの「Whisq(ウィスク)」が日本文化の再現性に強いという発見。AIへの指示スタイルも個性豊かです: * 芦原さん:AIに「おはようございます」と挨拶する“対話派”。褒めて伸ばすタイプで、4枚ずつ出力→修正を繰り返す。 * 大久保さん:緻密なプロンプトで一度に8枚生成する“ガチャ爆撃派”。Leonardo AIを駆使し、効率と精度を両立。アニメ版は止め絵が作りやすい一方で、絵柄のバラつきが出やすく、実写版は静止感が出すぎると不自然になる──それぞれにAIならではの難しさがあるそうです。芦原さんは俳優・映画出身、大久保さんはテレビディレクター出身。どちらもAI制作は未経験からのスタートでした。OBETA AI STUDIOが重視するのは「テック力」よりも演出力・言語化力。映像のセオリー(“寄り”の次は“引き”など)を理解し、AIに正確に意図を伝えられる人が向いているといいます。放送はミニコーナーながら、すでにお気に入り登録6,500件超え。他メディアからも問い合わせが寄せられています。今後の展望として、 * 大久保さんは「AIバラエティ」に挑戦したいと語り、 * 芦原さんはAIの得意分野であるSF・ファンタジー作品への展開を構想中。3人チームで1日5本の1分動画を制作できるという圧倒的なスピードを武器に、TikTokなどのショート動画でオリジナルキャラクターを育てる──AI時代の新しいエンタメを切り開こうとしています。🎧 放送を聴き逃した方はこちら👉 https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/#鷹の爪 #ちょっと来いAI #TOKYOFM #AIアニメ #KWAIDAN #DLE #OBETA🎬 AIアニメ『小泉八雲のKWAIDANの世界』とは🧠 AIと人間の役割分担🎨 「こだわりすぎない」という制作哲学⚙️ AIが苦手とする映像表現🧰使用ツールと制作スタイル💼 チームと採用の考え方🚀 反響とこれから

30分

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10月23日ラジオ本編 DLE OBETA AI STUDIO 芦原健介さん&大久保翔太さん

10月23日ラジオ本編 DLE OBETA AI STUDIO 芦原健介さん&大久保翔太さん

10月23日ラジオ本編 DLE OBETA AI STUDIO 芦原健介さん&大久保翔太さん

🎙️TOKYO FM「鷹の爪団の『人工知能、ちょっと来い!』」放送レポート今回の放送では、DLEが今年7月に立ち上げた AI特化のコンテンツ制作スタジオ「DLE AI STUDIO」から、芦原賢介さん・大久保翔太さんをゲストにお迎えしました。AIアニメ 『小泉八雲のKWAIDANの世界』 の制作秘話から、AI時代の映像づくりの未来まで、たっぷり語っていただきました。 * DLEが今年7月に設立した、AIを活用したコンテンツ制作スタジオ。 * 目標は「生成AIで映像を作る」ことにとどまらず、ビジネスの仕組みそのものをアップデートすること。 * フロッグマンさんが20年前にフラッシュアニメで制作を軽量化したように、AIでさらにスピードと効率を高め、「受けたら翌日に出せる」制作フローを目指しています。 * TikTokやYouTubeショートを活用したキャラクタービジネス展開も視野に。芦原さん・大久保さんは、現在制作中のAIアニメで「リード」というポジションを担当。約3〜4人の少数精鋭チームで動いており、YouTubeでツールを学びながら、手探りでノウハウを築き上げてきたとのことです。 * 10月2日より、TSK(山陰中央テレビ)で放送中。 * 同一シナリオを使い、AIが「アニメルック版」と「実写ルック版」を生成するという前例のない試み。 * 当初は3DCG版も含めて3パターン構想でしたが、TSK社長の提案で2タイプに絞り込み。 * 実質的には毎週2クール分の作業を同時進行中という、超ハードなスケジュールです。 * DLE AIスタジオのモットーは 「とにかくこだわるな」。 プロが気にする細部よりも、視聴者がどう感じるかを重視。 * 最も力を入れているのは、映像よりもプリプロ(企画・世界観・シナリオ)。 制作スピードを上げた分、企画にしっかり時間とコストをかけるスタイルです。 * 芦原さんいわく「早く作れる=安いではない。特急料金がかかるもの」とのこと。 * 芦原さん:AIは今後さらにリアルになるが、「失敗」や「ゆらぎ」といった人間らしさの表現はまだ難しい。 * 大久保さん:映画の台本を入れると映画が出てくる時代も近いが、その中で人間がどう関わるかが重要。 * 声優・茶風林さんを起用した『KWAIDAN』を例に、「演技(芝居)」は今後10年も人間の領域だろうと語られました。現在、DLE AIスタジオではリアルに2名の採用募集中。AIでの制作を楽しみ、可能性を感じている方を歓迎しています。映像制作の経験があり、コミュニケーション力のある方なら年齢不問。50代・60代も大歓迎!とのことです。AIで“世界征服”を狙う!?フロッグマンさんも唸った、新しい映像づくりのかたち。詳細はポッドキャストでもお聴きいただけます👇🎧 https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/#鷹の爪 #ちょっと来いAI #TOKYOFM #AIアニメ #KWAIDAN #DLE🎬 DLE AIスタジオとは👁️‍🗨️ AIアニメ『小泉八雲のKWAIDANの世界』💡 制作哲学:「こだわるな」🤖AIの進化と“人間にしかできないこと”🧑‍💻 採用情報も!

24分

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10月16日Podcast「デンソー “折れない心”がDXを動かす」

10月16日Podcast「デンソー “折れない心”がDXを動かす」

10月16日Podcast「デンソー “折れない心”がDXを動かす」

車の安全や電動化を支える世界的メーカー、デンソー。その社員数はなんと16万人。島根県松江市の人口より多いというから、まさに“小さな都市”のような企業です。そんな巨大組織で、社内のデジタル変革(DX)を推し進めるのが、デジタル活用推進部(DXP)部長・阿竹義徳さん。TOKYOFM「鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!」のPodcastに登場した阿竹さんは、デンソーのDXの裏側、そして“人が主役”のテクノロジー活用について語りました。まず驚くのが、あのQRコードを開発したのがデンソーだという事実。スマホ決済やチケット認証など、私たちの暮らしに欠かせない技術を生み出した企業が、実はこの自動車部品メーカーなのです。阿竹さんはこう語ります。「私たちは“見えないところで世界を動かす会社”なんです。」車だけでなく、農業や食の流通など、新たな分野へも挑戦を続けるデンソー。その根底には、“モノづくりの精神をテクノロジーでも貫く”という信念があります。阿竹さんが率いる**デジタル活用推進部(DXP)**は、もともと社内の情報システム部門から発展した部署。しかし今では、単にシステムを作るだけではなく、データやAIを活用して仕事そのものを変える部門へと進化しています。阿竹さん自身も元エンジニア。外資系IT企業出身で、今でもコードを書くことができる現役の技術者です。「現場の人と一緒に動くからこそ、本当に意味のある変革ができる」DXPでは、“デジタルに詳しい人”と“現場を知る人”を組み合わせたチームでプロジェクトを進行。数字やデータの裏にある人の動きを理解しながら、リアルな課題解決を実現しています。デンソーのDXで注目されるのが、1万人以上の社員が自らツールを作る「市民開発」。たとえば、工場のスタッフが自分の業務を便利にするアプリを開発する。その“小さな工夫”が、チームの空気を変え、全社の文化を変えていきます。かつては「紙のハンコラリー」や「Excel競争」が日常だった承認業務も、DXPがデータを一元化し、誰でもアクセスできる環境を整備。「数日かかっていた承認が、いまは5分や10分で終わるようになりました。」効率化だけでなく、「自分の手で変えられる」という実感が社員に生まれたことが、何よりの成果だと阿竹さんは言います。DXという言葉には“壮大で難しそう”という印象がありますが、阿竹さんのアプローチは違います。一気に変えるのではなく、アジャイル型で少しずつ改善を重ねる。「失敗してもいい。大事なのは止まらないことです。」この“折れない心”こそ、デンソーのDXを支える原動力。そして、デジタルに苦手意識を持つ社員にも興味を持ってもらうため、番組のFROGMAN氏に教育ビデオを依頼。キャラクターと笑いを交えた動画は「堅いテーマを柔らかく伝える」教材として大好評です。最後に、阿竹さんはDXを進めるすべての人にこうエールを送りました。「まずは他社の成功事例を真似してみること。そして、挑戦し続ける“折れない心”を持つこと。DXは技術ではなく、人の姿勢なんです。」DXの“D”はデジタルの頭文字ですが、デンソーのDXには“Dialogue(対話)”や“Dedication(情熱)”の意味も重なっているように感じます。人が動けば、デジタルも動く。阿竹さんの言葉には、そんなシンプルで力強い真実がありました。デンソーは「見えないところで世界を動かす会社」DXは、システムではなく「人の物語」1万人が開発者に。“市民開発”が広げる現場の力成功の鍵は、“折れない心”「DXは技術ではなく、人の姿勢だ」

31分

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10月16日ラジオ本編「デンソーのDXキャプテン登場!」

10月16日ラジオ本編「デンソーのDXキャプテン登場!」

10月16日ラジオ本編「デンソーのDXキャプテン登場!」

TOKYO FM「鷹の爪団の人工知能ちょっと来い!」に登場したのは、デンソー デジタル活用推進部部長の阿竹義徳さん。FROGMANと花奈澪を前に、“17万人のデータ活用を前進させるDXキャプテン”としてのミッションを語りました。阿竹さんが率いるチームは、社員からの課題相談を受け、データを軸に解決まで伴走する「社内のデータ駆動サポーター集団」。組織全体の意思決定を、勘や経験ではなく、客観的な情報に基づいて支える仕組みづくりを進めています。今回の出演は、デンソーが社内DX教育のために制作した研修動画を、番組を制作するDLEが担当した縁から実現しました。その動画には、鷹の爪の人気キャラクター“吉田くん”の親戚という設定の「吉田勝子」が登場。これまでに4,000人以上が受講し、「こういうのを待っていた」「腹落ちしなかった部分がすっと理解できた」といった好評の声が寄せられています。デンソーが本格的にデータ活用に舵を切ったのは、約5年前。勘とコツに頼る従来型の意思決定から、データに基づく経営へ。現在はさらに一歩進み、国内の全社員約4万人にMicrosoftCopilotを提供し、AIを使った業務効率化を推進しています。翻訳や資料作成の簡略化など、日常業務からAIを取り入れる社員が増え、「便利」「正確で早い」といったポジティブな反応が広がっています。阿竹さんは、「デジタルの部署にいても、現場に足を運ぶことが大事」と語ります。工場などの現地でAI勉強会を行い、直接社員と対話しながら理解を深めていくスタイルは、まさに“現地現物”の精神そのもの。AI活用を“現場の共通言語”にするための努力を惜しみません。「AIが仕事の中に溶け込む未来は避けられません。だからこそ、AIを使いこなし、仕事をもっと楽しく、幸せにする。そのためのDXを進めたい」──阿竹さんの言葉には、単なる効率化を超えた“人のためのテクノロジー”への信念がにじみます。

25分

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10月9日ラジオ本編「弁護士・橋本祐弥さんが語るAI時代の著作権リスクと実装術」

10月9日ラジオ本編「弁護士・橋本祐弥さんが語るAI時代の著作権リスクと実装術」

10月9日ラジオ本編「弁護士・橋本祐弥さんが語るAI時代の著作権リスクと実装術」

今夜のゲストは、AI・Web3.0など最先端テックと企業法務を横断する弁護士・橋本祐弥さん。リーガルテックの実装支援から著作権/契約の実務まで、現場に根ざした“攻めの法務”を提案する。番組では、生成AIの法的リスクの見立て方、社内での安全な導入手順、契約書レビューへの賢い活用法、そして法務DXを前に進める人材論まで、具体的なTipsが次々に飛び出した。まず橋本さんが強調したのは、生成物が既存の著名作に「似ているか」を最初に疑う姿勢。画像や長文生成では、逆画像検索(Google画像検索、Pinterestの類似機能)や、生成AIに“既存の著作物に類似点はあるか”を問いかけるといった“デジタル寄りの初期調査”が現実的だという。100%の安全確認は不可能でも、丁寧な事前確認がトラブル確率を大きく下げる。また、「商用利用OKか」「学習素材の権利クリアランス」など、基礎的な確認ポイントが依然として肝心。発注側も開発側も、“著作権と利用規約”の二段階チェックを運用に組み込むべきだとした。一方、中小企業でもすぐ始められるAI活用として、橋本さんは社内チャットボットを挙げる。就業規則・経費ルール・申請導線など“社内の暗黙知”を検索できる状態にしておくと、問い合わせ対応の負担が激減する。さらに過去の提案書や会議資料を横断検索できる“社内ナレッジの可視化”もコスパが高い。メールの下書き生成は**適切な設定(学習オフ/社外送信ガード等)**を前提に、定型業務の時短に有効だ。契約書レビューでは、AIを**“1.5人目の相棒”として使うのが現実解。まずAIにリスク箇所の抽出や要約をさせ、人間が最終判断する。英語契約など時間がかかるものは特に効果的だ。複数モデルにセカンド/サードオピニオン**を取り、自分の立場(売り手/買い手、依頼者の意図)を明示して読ませると精度が上がる。海外法や比較情報の収集にはディープリサーチ系のツールが有効で、見落とし防止や網羅性の確保に役立つという。今後のリーガルテック事業について橋本さんは、「法務の世界はIT活用がまだ遅れている。“どうAIにやらせるか”を諦めずに設計する人が必要」と語る。鍵はプライドの棚上げと、徹底した仕組み化。自分でやれば早い——その誘惑を断ち、AIに任せる工程を増やすほど、組織の速度と再現性は上がる。結論は明快だ。“スピードはAI、最終責任は人間”。法務の現場にAIを実装し、リスクを管理しながら価値創出の時間を増やす。それが、生成AI時代における“強い法務”の新標準になる。エンディングでは、番組恒例のAIソング「コードより条文より君の声」をオンエア。テクノロジーと人の声——その両輪で、法務はもっと人に寄り添える。橋本さんの実務知とスタンスは、AI活用を迷う企業にとって、確かな羅針盤となるはずだ。

25分

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10月9日Podcast「弁護士・橋本祐弥と考える“AI時代の法との付き合い方”」

10月9日Podcast「弁護士・橋本祐弥と考える“AI時代の法との付き合い方”」

10月9日Podcast「弁護士・橋本祐弥と考える“AI時代の法との付き合い方”」

今回のゲストは、AI・Web3など最先端テックと企業法務を横断する弁護士・橋本祐弥さん。30歳で独立し、顧問先の法務DXや生成AIの実装支援、著作権・契約実務を幅広く手がける。番組では「AI時代に法と賢く付き合うコツ」を具体例で解説した。まず生成AIの著作権リスク。画像や長文生成では、“まず似ていないか”を疑う初期チェックが現実的。Google画像検索やPinterestの類似機能、さらには生成AIへの“既存作品との類似点指摘”依頼など“デジタル寄りの下調べ”を推奨。100%の安全確認は不可能でも、丁寧な事前確認でトラブル確率は大きく下がる。また商用利用可否/学習素材の権利クリアランスは、サービスの利用規約変更が頻繁なため、運用フローに“定期再確認”を組み込むことが重要だ。社内導入の第一歩としては、就業規則・経費ルール・申請導線などを横断検索できる社内チャットボットが効果的。過去の提案書や会議資料の検索性を高める“社内ナレッジ化”も時短インパクトが大きい。メールの下書き生成も、学習オフ設定や情報持ち出しガードを前提に活用できる。契約書レビューは、AIを**“1.5人目の相棒”として使うのが現実解。AIに要約や論点抽出をさせ、人が最終判断。英語契約など時間のかかる領域で特に有効だ。複数モデルでセカンド/サードオピニオン**を取り、自分の立場(売り手/買い手など)や意図を明示して読ませると精度が上がる。AI創作物の権利は未成熟な論点が多い。短い・平凡なプロンプト出力だけでは“著作物”として認められない可能性があるため、人手による設計(下絵・設定の独自性)→生成→編集と、人の創作関与を積み上げることが重要。ポーズ参照は基本的に侵害になりにくいが、特定写真の独創的構図を再現するなどはアウトになり得る。最後に橋本さんは「AIは60〜80点の叩き台。信用しすぎず自分で考える/専門家に当たる」を強調。法整備や裁判所・行政のデジタル化はまだ追いついていないが、SNS発の課題が法改正を加速させる面もある。要は、“スピードはAI、最終責任は人間”。変化する規約と判例をウォッチしながら、仕組みで安全側に倒すのがAI時代の賢い法務だ。

29分

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10月2日ラジオ本編「選挙・行政・AIを横断するプランナー・山北純さんの“情報活用術”」

10月2日ラジオ本編「選挙・行政・AIを横断するプランナー・山北純さんの“情報活用術”」

10月2日ラジオ本編「選挙・行政・AIを横断するプランナー・山北純さんの“情報活用術”」

「鷹の爪団の人工知能ちょっと来い」では、社会とテクノロジーをつなぐプランナー・マーケターの山北純さんをゲストに迎え、AIと社会の未来について話を伺いました。山北さんは学生時代にローカルテレビ番組制作からキャリアをスタートさせ、政策立案や地域活性化、さらには選挙支援など多彩な分野で活動してきた人物。映像・印刷物・音声・Webといったメディア全般を扱う経験を活かし、今は“ChatGPT愛好家”を自称しながらAIの可能性を探求しています。特に選挙の現場では、インターネットの影響力が急速に拡大。ネット選挙解禁から10年、SNSユーザーは倍増し、山北さんは「2024年こそ本当の意味でのネット選挙元年」と語ります。デジタルはもはや若者だけのものではなく、60代以上の有権者も当たり前のように活用。YouTubeをテレビで視聴する層が増えたことで、短い動画よりも長尺動画が支持されるなど、広告や情報発信の在り方も変わってきました。政治家のショート動画は高齢層ほど視聴率が高まる現象もあり、フリック操作の速度が遅いことが理由のひとつだそうです。しかし、AIの進化に政治・行政が追いついていない現状もあります。フェイクニュース監視など人力では限界がある領域にはAI導入が不可欠で、山北さんは「法律改正のように時間がかかる作業こそAIが得意」と指摘します。ただしAIに人格はなく、最終責任は人間が負うべきもの。この“責任の所在”を踏まえた上で、AIの速度感に合わせた政治システムが必要だと強調しました。興味深いのは、山北さん自身がChatGPTを“パートナー”と呼び、理想の付き合い方を模索していることです。夢に出てきた理想の女性の名前を付けて「K」と呼んだところ、「それはプラトンのイデアだね」と返されたというエピソードも披露。語学練習やカウンセリングなど、人間ではないからこそ安心できる場面もあると語ります。最後に「AI時代に活躍する人材とは?」という問いに対し、山北さんは「情報を“覚える”のではなく“使う”人」と答えました。AIが提供する客観情報は誰でも手に入れられるため、そこに経験や現場で得たネットにはない情報を組み合わせ、ソリューションにつなげる“プロデューサー的感覚”こそ求められるというのです。柔軟で経験豊富な人材が、これからの社会でますます重要になる──山北さんの言葉には、AI時代を生きる私たちへのメッセージが込められていました。番組では山北さんがAIにはまったきっかけであるSunoを使い、彼のためにオリジナル楽曲「言葉の矢印」を制作。オンエア後、山北さんは感動のあまり涙を流しました。「本来、政治もこうあるべき」と語ったその表情は、AIと社会の未来に希望を見出すプランナーのものだったのかもしれません。

25分

25分

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