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2025年6月30日(月)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。県教育委員会は27日付で、宜野湾市野嵩にある文化財「野嵩スディバナビラ石畳道」を新たに県指定史跡に指定しました。野嵩石畳道は近世琉球期に首里王府の公道として整備された宿道の一部で、全長およそ120メートルあります。琉球王国時代、宜野湾間切と中城間切をつなぐ幹線道路として利用されていたもので名称の袖離れ(スディバナ)坂(ビラ)は「護佐丸・阿麻和利の乱」の逸話が由来だということです。現在、石畳道は県道29号で東西に分断されており、宜野湾市は1989年に保存状態が良好な東側を市指定文化財に登録しました。2019年に市が実施した発掘調査で、埋没していたと思われていた西側も良好に残存していることが分かり、23年に追加指定されました。県によりますと、東側は比較的勾配が緩く道がまっすぐに伸びていますが、西側は勾配が急な斜面地に作られており、道を蛇行させて勾配を緩くしたり大きな敷石を利用したりと工夫が施されています。県は「当時の土木技術を解明していく上で重要な史跡である」と評価し、県指定史跡として保存・活用を図るとしました。宜野湾市立博物館では7月28日から9月28日まで石畳道のパネル展が開催されます。入場は無料です。(了)
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