方言ニュース方言ニュース

方言ニュース

ラジオ沖縄

40年以上続く超人気番組。沖縄の「今」を沖縄の「言葉」で紹介します。

詳細情報を見る

エピソード

島らっきょう 収穫前にかれんな花咲かせる

島らっきょう 収穫前にかれんな花咲かせる

島らっきょう 収穫前にかれんな花咲かせる

2025年12月11日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。沖縄の人気食材として全国に広がる島らっきょう。収穫前にかれんな淡い紫色の花が咲きます。伊江島は島らっきょう生産で県内のおよそ8割を占め、2007年に県の拠点産地に認定されました。白い部分が長く、ふっくらと香りが高いのが特徴です。村西(そんにし)江上(えうえ)区の儀保巧(ぎぼたくみ)さん42歳の畑では、9月前半に植えた島らっきょうの畑で一面に花が咲き、村民や観光客の目を楽しませています。細長い茎の先に小さな花が傘のように広がります。花は満月に開花して新月ごろまで咲き、見ごろはわずか数週間ほどです。花が咲き終えると収穫の時期を迎え、儀保さんの畑では早いもので今月10日ごろから出荷を始めます。今年は例年に比べ気温が高く生育がゆっくりだということで、儀保さんは「意外に花が咲くことが知られていないが、花も見ごたえがある。丹精込めて作った島らっきょうを多くの人に味わってほしい」と笑顔で語りました。(了)

4分

4分

豊見城市が瀬長島野球場の一部移設で集約型駐車場を整備する方針

豊見城市が瀬長島野球場の一部移設で集約型駐車場を整備する方針

豊見城市が瀬長島野球場の一部移設で集約型駐車場を整備する方針

2025年12月10日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。豊見城市は、観光地として人気が高い瀬長島で慢性的な駐車場不足と交通渋滞の解消に向け、県内で唯一、4面のグラウンドを有する瀬長島野球場の一部を移設し、集約型駐車場を整備する方針です。グラウンド4面のうち照明設備のない2面を移設し、駐車場として活用します。照明設備がある2面は暫定的に残しますが、将来的には移設する計画です。市はグラウンド4面の維持を前提に代替地を検討しており、今年度中の決定を目指していますが、状況によっては、次年度にずれ込む可能性もあるということで、現時点で瀬長島野球場がいつから2面のみの使用になるかや、駐車場の工事開始時期など詳細や日程は決まっていないということです。草野球などで人気のある瀬長島野球場が一定の期間、4面から2面の利用となることで、利用予約が取りづらくなるなど、運営に支障が生じる可能性がありますが、利用者への影響を考慮するため代替施設の利用なども視野に検討しており、担当者は「すでに野球場の予約が入っている分に支障はない。スピード感を持って取り組み、決定次第、野球関係者や利用者に対して丁寧に周知する」と話しました。(了)

5分

5分

伊平屋島にライスセンターが新たに完成

伊平屋島にライスセンターが新たに完成

伊平屋島にライスセンターが新たに完成

2025年12月3日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。県内有数の米どころ伊平屋村でこのほど、収穫した稲を脱穀し精米するライスセンターが新たに完成しました。品質検査システムの導入や低温倉庫などを備え、コメの品質向上や精米の出荷量増加が期待されています。低温倉庫を整備したことで年間を通したコメの出荷も実現できます。新施設は生もみを1日およそ30トン荷受けできます。また、精米設備は、着色粒や異物などを高精度に除去できる光選別機を備えており、1時間あたり1・5トンの精米が可能です。自主検査設備では、玄米を精米した後にどの程度の重さの白米ができたかを示す歩留まりを自動判定できます。従来の施設は設置から44年が経過し老朽化が著しく、品質管理や効率的な運営が困難となっていました。村はJAおきなわに試運転を委託し、稼働に問題がなければ、来年3月議会に指定管理者として承認を求める上程を行う予定です。JAおきなわ伊平屋支店水稲生産部会の与那覇部会長は「繁忙期の大きな課題だった荷受け待ち時間が解消される。生産者ごとの歩留まりのデータを活用し、生産技術の向上に取り組める」と期待しました。(了)

6分

6分

大宜味村や国頭村の海岸での海砂流出でウミガメ産卵危機

大宜味村や国頭村の海岸での海砂流出でウミガメ産卵危機

大宜味村や国頭村の海岸での海砂流出でウミガメ産卵危機

2025年11月27日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。大宜味村や国頭村の海岸で海砂の流出が進み、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているタイマイやアオウミガメ、アカウミガメが産卵しても、波をかぶり卵が死滅するといった状況になりつつあります。特に大宜味村喜如嘉の浜の海砂流出は深刻だということで、村内で30年以上、ウミガメの産卵調査をしてきた日本ウミガメ協議会会員の米須邦雄さんによりますと、大宜味村喜如嘉の浜は3種類のウミガメが産卵に訪れる県内唯一の場所だということですが、この20年間で海砂は著しく減少し、砂浜は1メートル以上低くなっているということです。米須さんは「産卵場所が波打ち際に近いと、波をかぶることになり、卵が水につかって呼吸ができず死滅する」と説明しました。喜如嘉の浜では、今年は産卵の確認はされておらず、「砂の流出と卵の死滅には関連性があるのではないか」ということです。米須さんは、やんばるの豊かな自然を守ろうといった際に海の生き物は無視されていないかと不安を示し「ヤンバルクイナやノグチゲラを守ろうというくらいの同じ気持ちをウミガメにも向けてほしい。山と川、海も一体となってやんばるの豊かな自然を守っていくべき」と強調しました。(了)

5分

5分

第4回新作組踊戯曲大賞に西岡敏沖縄国際大学教授の 「命の文」

第4回新作組踊戯曲大賞に西岡敏沖縄国際大学教授の 「命の文」

第4回新作組踊戯曲大賞に西岡敏沖縄国際大学教授の 「命の文」

2025年11月26日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。国立劇場おきなわは19日第4回新作組踊戯曲大賞の入賞作品を発表し、大賞に西岡敏沖縄国際大学教授の「命の文」が選ばれました。奨励賞には琉球古典音楽安冨祖流絃聲会師範の大城貴幸さんの「唐のくぐつ」が選ばれました。上演の時期は今後発表されます。「命の文」は「琉球処分」の時代を舞台に、琉球救国運動の志士と彼を助けるじゅりの活躍を描いた作品です。選考では「独創性にあふれ史実とフィクションを巧みに融合させた意欲的な作品」と評価されました。西岡さんは、ラジオ沖縄の「方言ニュース」キャスターを長年務めた伊狩典子さんから教わったうちなーぐちの、ことわざと琉球大学名誉教授の西里喜行さんの研究が「作品の大きなバックボーンになった」と感謝し、「4回目の挑戦で大賞を頂き非常に光栄だ。今回で8作目の組踊になるが、今後も頑張っていきたい」と話しました。表彰式は来月12月13日午後4時15分から国立劇場おきなわ小劇場で開催されます。次回の公募は2027年度を予定しています。(了)

5分

5分

フクギの実を原料にしたジャムが商品化

フクギの実を原料にしたジャムが商品化

フクギの実を原料にしたジャムが商品化

2025年11月20日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。渡名喜まちづくり推進協議会はこのほど、フクギの実を原料にしたジャムを開発し、商品化しました。フクギは渡名喜村の村木で、「福木が文字通り福をもたらしてくれる」と村民に喜びが広がっています。民家、集落を囲むのが防風、防潮林のフクギで、うれた大量の実は落下して異臭を放ち、清掃は悩みの種でした。2年前に結成した協議会では、その有効活用による特産品などの開発に取り組み、村地域おこし協力隊がバックアップしました。可能性に視野が開けたのは、NPO法人沖縄有用植物研究会との連携で、先月その指導の下、作業工程を念入りに点検しながらジャムを完成させました。上原雅志会長は「独特の風味がある。黄金色も魅力的」と自信満々で、「嫌われ物の実が特産品に生まれ変わった」と口調を弾ませました。「福木の実ジャム」は瓶詰めで、あすから、那覇市の奥武山セルラーパークで開催される離島フェアでは、ふくぎの実ジャム、もちきびクラフトビール、もちきび焼酎、これも新開発のグルクンの一夜干しと合わせ、希望と情熱を詰めた「渡名喜名産4点セット」として県内外にアピールすることにしています。(了)

5分

5分

ペリリュー島の県戦没者慰霊碑「沖縄の塔」を修復

ペリリュー島の県戦没者慰霊碑「沖縄の塔」を修復

ペリリュー島の県戦没者慰霊碑「沖縄の塔」を修復

2025年11月19日(水)琉球新報の記事の中から紹介します。担当は上地和夫さんです。戦後にパラオから沖縄へ引き揚げてきた人や遺族らでつくる沖縄パラオ友の会は、西太平洋のパラオ・ペリリュー島にある県戦没者の慰霊碑「沖縄の塔」を修復しました。10月15日に完成しました。長年の風雨にさらされ、亀裂が入るなど損傷していました。多くの関係者から寄付が寄せられたということです。友の会は修復状況の確認なども兼ねて、12月10日から4泊5日でパラオへの慰霊の旅を実施します。太平洋戦争の激戦地ペリリュー島では日本軍がアメリカ軍上陸前に住民を島から退避させ、軍人軍属が犠牲になりました。慰霊碑の修復に当たっては、ペリリュー州知事の認可を得て工事を開始しました。アメリカ軍施設の工事に重なったため空港を使えず、物資を船でパラオ・コロールから運び込みました。現地に住む県系3世が協力したほか、戦争体験者の家族などから多額の寄付もあったということです。沖縄パラオ友の会の田仲順一会長は「皆様の支援のおかげで無事の修復を完了できた。私も次世代に継承すべく、最後の奉仕として全力を尽くした」と感謝しました。田仲さんは12月の墓参にも参加予定で、州知事にも感謝を伝えたいということです。(了)

5分

5分

ブレイキンの世界最高峰大会で嘉手納町出身の18歳、 津波古梨心(RIKO)が優勝

ブレイキンの世界最高峰大会で嘉手納町出身の18歳、 津波古梨心(RIKO)が優勝

ブレイキンの世界最高峰大会で嘉手納町出身の18歳、 津波古梨心(RIKO)が優勝

2025年11月13日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。ブレイキンの世界最高峰大会「レッドブルBCOne」が9日、東京都の両国国技館で開催され、女子は嘉手納町出身で18歳の津波古梨心(RIKO)が優勝しました。津波古は準決勝まで3試合を5―0で完勝し、決勝はパリオリンピック銀メダリストのリトアニアのNicka(ニッカ)に競り勝ちました。両国国技館での試合に「ダンスと融合して、日本文化が外国人にも伝わったならうれしい」と話しました。ジャッジがRIKOと描かれたボードを掲げ、勝利が決まった瞬間、津波古梨心は両手を広げてステージに倒れて喜びました。世界最高峰の舞台で日本人2人目となる優勝に「信じられない気持ちだが、日本開催の舞台で優勝できて本当に嬉しい」と歓喜しました。これまで決勝で一度も勝ったことがない相手に「フィジカルはいつもの練習通りを意識したが、メンタルではいつもよりも集中する必要がある」と臨みました。ダイナミックなムーブを冒頭から繰り出し、次々と技を切り替えては観客を驚かせ、勝利に「ベストを尽くさないといけないと思っていたが、この意識が結果に結びついた。決勝で当たったNickaには一度も勝てたことがなかったので、勝てた瞬間にすごく達成感があった」と充実感に浸りました。(了)

5分

5分

本島でサトウキビ栽培規模を拡大する 生産者が増加

本島でサトウキビ栽培規模を拡大する 生産者が増加

本島でサトウキビ栽培規模を拡大する 生産者が増加

2025年11月12日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。沖縄本島でサトウキビ栽培規模を拡大する生産者が増えてきています。キビ農家の高齢化などによる小規模生産者の離農が進む中、離農によって手放された農地を集約して規模拡大する動きで、読谷村やうるま市の宮城島、本島南部などで特に活発です。動きが最も顕著なのは読谷村で、農地拡大と収量増を続ける代表格が、静岡県出身の朝比奈大地さん46歳です。2014年から村内の農地5アールでサトウキビ栽培を開始し約10年後の現在、面積をおよそ400倍となる20ヘクタール以上に伸ばしました。作業の効率化を図るため、収穫用のハーベスターや植え付けのビレットプランターなどの機器の導入も推進し去年の収穫量は770トンまで伸びました。今年は初めて1千トン台を見込んでおり、1千トンを達成すれば、本島内では生産量トップの規模となります。「キビは管理しやすく、政府による安定的な買い取りもあるので魅力のある作物だ」と目を輝かせる朝比奈さん。今後の展開について「ドローンを使った農薬の散布などスマート農業も進めていきたい。機械を使うことで、重労働ではなくなる。魅力のある仕事として若い担い手にも伝えていきたい」と語りました。(了)

6分

6分

「第11回ふるさと自費出版大賞」で 安次富順子さん著書 「ブクブク―茶 改訂・増補版」が 郷土文化部門最優秀賞

「第11回ふるさと自費出版大賞」で 安次富順子さん著書 「ブクブク―茶 改訂・増補版」が 郷土文化部門最優秀賞

「第11回ふるさと自費出版大賞」で 安次富順子さん著書 「ブクブク―茶 改訂・増補版」が 郷土文化部門最優秀賞

2025年11月6日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。全国新聞社出版協議会が主催する「第11回ふるさと自費出版大賞」で、沖縄伝統ブクブクー茶保存会元会長の安次富順子さんの著書「ブクブク―茶改訂・増補版」が郷土文化部門の最優秀賞に輝きました。沖縄から出版された本が受賞するのは初めてで、審査員全員の一致により最優秀賞に選ばれたということです絶版となっていた前著を大幅に再編し、新たな調査研究の成果を書き加えた上で、去年12月に琉球新報社から改訂・増補版として出版されました。「幻のお茶」といわれたブクブクー茶の歴史や復興の道のり、道具や作法などを1冊にまとめたもので、安次富さんが特に力を入れたのは、関係者から募ったブクブクー茶に関する手記や、こつこつと取材した聞き取り記録の収録です。会長を務めた沖縄伝統ブクブクー茶保存会の会報に掲載した10年分の記録で、安次富さんの保存活動の集大成ともいえる内容になっています。安次富さんは「『ブクブクー茶を守りたい』という情熱を先輩方から受け取り、その思いを本に託したもので、今回の受賞で、協力いただいた方にお礼ができたと思う」と笑顔を見せました。その上で、「先人が残した正確な技術や作法を後世に残すために本書を活用してほしい」と思いを述べました。(了)

6分

6分

来年1月18日に「海洋博公園エンジョイマラソン」開催 参加者募集中

来年1月18日に「海洋博公園エンジョイマラソン」開催 参加者募集中

来年1月18日に「海洋博公園エンジョイマラソン」開催 参加者募集中

2025年11月5日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。子どもからお年寄りまで、それぞれのペースでランニングを楽しめる「海洋博公園エンジョイマラソン」が来年1月18日に海洋博公園で開かれます。参加定員は1200人で、来月12月19日までの間、参加者を募集しています。大会コースは、海洋博公園の南側を走る3・75キロで、本部町内と海洋博公園を周遊しながらポイントを集め、商品が当たるウォーキングイベント「花咲く春の北部街道巡り」と同時開催しており、園内は色とりどりの花で彩られます。熱帯ドリームセンターもコースに含まれており、終了後にゼッケンの提示で、当日の再入場も可能となっています。幅広い世代から参加可能で、去年は最年少は0歳、最高齢は89歳でした。コスプレの参加者に海洋博グッズが贈呈される「パフォーマンス賞」も用意しています。コース内にはフォトスポットや、アトラクションが体験できる各種チャレンジスポットも用意しており、担当者は「小さなお子さまから、お年寄りまでみんなが楽しめるイベント。家族の思い出作りとして参加してほしい」と話しました。問い合わせは海洋博公園管理センターとなっています。(了)

5分

5分

本部町 備瀬区で電動キックボードを巡り苦情や懸念

本部町 備瀬区で電動キックボードを巡り苦情や懸念

本部町 備瀬区で電動キックボードを巡り苦情や懸念

2025年10月29日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。フクギ並木が有名な本部町の備瀬区で、観光客向けのレンタル電動キックボードを巡り、一部の利用者が集落内を走行する上でのマナーを守らないことなどが要因で、地域住民から事故を懸念する声や苦情などが上がっています。ドラマや映画の撮影地にもなった備瀬のフクギ並木は、写真映えするスポットとして観光客からの人気も高い一方で、並木沿いには地域住民の家も立ち並んでいます。フクギ並木の散策路には、特定の区間でキックボードなどの乗り物から降りて通行することを求める看板が設置されていますが、一部の観光客は降りずにそのまま通行しています。区内に住む70代の女性は、「比較的若い人がスピードを出しがちだ。中にはスマートフォンで写真か動画を撮りながら走っている人もいる。危ないと思って見ている」と話しました。現状を改善しようと、9月に備瀬区と本部町、本部署が話し合いを持ち、ルール作りの必要性を確認しました。具体的な方針は定まっていませんが、区は事業者も交えて意見交換したい考えで、喜屋武区長は「フクギ並木は生活の場所でもある。走るなとは言いにくいが、まずはルールだけでも作りたい」と話しました。(了)

5分

5分

名護市源河で天然記念物ヤンバルクイナを確認

名護市源河で天然記念物ヤンバルクイナを確認

名護市源河で天然記念物ヤンバルクイナを確認

2025年10月23日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。大宜味村や東村を南限とする、国指定の天然記念物ヤンバルクイナが今年6月から7月にかけて、名護市源河で確認されていたことが分かりました。県が名護市源河に設置したカメラ数カ所で撮影されたものです。源河では2023年7月に初確認されていますが、その後確認例はありませんでした。県は、ヤンバルクイナの天敵のマングース防除対策について、ヤンバルクイナ分布の南限とされる大宜味村塩屋と東村福地ダムを結ぶ「SFライン」以南で重点的に実施してきました。県自然保護課の担当者は「やんばる地域で20年以上、マングースの捕獲に取り組んでいる成果が出ている」と語りました。県と環境省は希少種回復実態調査のため、自動撮影カメラを75台設置しており、今回見つかったのは源河を通る県道14号の周辺です。どのカメラも写っていたのは1羽で、同一の個体かは分からないということです。8月以降の撮影データは現在調査を進めており、県自然保護課の担当者は「マングースの捕獲数に比例して希少種も増える。今後ほかの希少種でもヤンバルクイナと同様のケースが出てくるのではないか」と期待し、マングース防除に継続して取り組むとしました。(了)

5分

5分

高校定時制通信制の生活体験発表大会でコザ高4年の城間さんが最優秀賞

高校定時制通信制の生活体験発表大会でコザ高4年の城間さんが最優秀賞

高校定時制通信制の生活体験発表大会でコザ高4年の城間さんが最優秀賞

2025年10月22日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。第67回県高校定時制通信制生徒生活体験発表大会が16日、宜野湾市民会館で行われ、県内の定時制・通信制課程で学ぶ生徒10人が学校生活を通じて感じ、学んだ体験などを発表しました。「逆境を力に」と題して発表したコザ高校4年の城間裕翔(しろまゆうと)さんが最優秀賞に選ばれました。城間さんは11月16日に東京で開かれる全国大会に出場します。城間さんは、中学1年の冬に急性リンパ性白血病と診断され左目を失明しました。不安を抱えて入学したコザ高校定時制で、学ぶ楽しさを知りました。「年齢も背景もさまざまな仲間たち。その多様さが、むしろ『ここにいてもいい』と思わせてくれた」と振り返りました。簿記やパソコンに挑戦し、卒業式での司会やバンド活動など「あの病室で絶望していた僕には想像すらできなかった景色」と充実した高校生活を送っています。自らの外見へのコンプレックスも、少しずつ乗り越えられ、「片目は見えない。でも、もう一つの目で、確かに『希望』は見えています」と力を込めました。城間さんは全国大会に向けて「病気と闘っている人だけでなく、いろいろな人に自信を持ってもらえるようにできたら」と話しました。(了)

5分

5分

金属盗被害対策で改正古物営業法施行

金属盗被害対策で改正古物営業法施行

金属盗被害対策で改正古物営業法施行

2025年10月16日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。再利用可能な電線などの買い取りの際の本人確認を業者に義務付ける改正古物営業法施行規則が1日、施行されました。銅線ケーブルなどの金属盗被害の全国的な急増を受けた措置の一環で、電線などの売却の際に身分証の提示などが求められるようになりました。これまで1万円未満の取引では本人確認が義務ではなかった電線、エアコンや電気温水器の室外機、金属製グレーチングについて、取引金額にかかわらず、本人確認を業者に義務付ける規定に改めました。警察庁によりますと、去年、全国で認知された金属盗の被害は2万701件で、2020年のおよそ4倍にまで急増しました。背景には金属価格の高騰があります。材質別で最も被害が多い銅の今年の建値=生産業者が卸売業者に示す販売価格は、20年に比べおよそ2倍の水準まで上昇しています。一方、金属盗は県内でも増加傾向にあります。県警によりますと、去年の認知件数は57件と20年のおよそ4倍となりました。県内では電照菊農家の電線や、工事現場の配線といった銅線が盗まれるケースが多く、摘発件数も増加傾向にあります。県警は、一連の規制強化についてホームページで広報するほか、関係団体等へ周知を図っているとしています。(了)

6分

6分

県内チャイルドシート利用状況は4年連続全国最下位

県内チャイルドシート利用状況は4年連続全国最下位

県内チャイルドシート利用状況は4年連続全国最下位

2025年10月15日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。JAF=日本自動車連盟沖縄支部はこのほど、今年の県内のチャイルドシート利用状況を発表しました。県内使用率は去年を0・5ポイント下回る53・5%で、4年連続全国最下位となりました。全国平均は去年の78・2%から82・4%に上昇した一方、県内は全国平均より28・9ポイント低く、全国の上昇傾向と逆行し着用が浸透しない状況が続いています。JAF沖縄支部と県警は5月10日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムとイオン南風原店で6歳未満の乳幼児が乗車する車両202台に調査を実施しました。支部によりますと、シートを設置した上でハーネスを着用しない「チャイルドシートにそのまま着座」の割合は16%から19・8%に増加しました。担当者は、誤った使用例で最も多いのは腰ベルトの締め付け不足とし「ベルトにねじれやたるみがなく、指が1本から2本入る程度が理想」と指摘し「ちょっとしたお出かけなら大丈夫と考えず、子どもが嫌がったとしても確実に使用してほしい」と呼びかけました。(了)

6分

6分

県内の鶏卵価格が高止まり

県内の鶏卵価格が高止まり

県内の鶏卵価格が高止まり

2025年10月9日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。県内鶏卵価格が高止まりしています。JAおきなわの先月9月の鶏卵卸価格は前の年の同じ月に比べて1・2倍以上となり、キロ平均単価は前の年に比べて50円以上高い300円台後半まで上昇しました。去年、県外で発生した高病原性鳥インフルエンザの影響で、県外からの供給が減少したことに加え、同じく去年、県内の養鶏農家が飼育羽数を大幅に減らしたことなどが背景にあります。JAおきなわは「大阪万博などの大型イベントによる外食需要増や、8月から9月にかけての月見商戦なども影響した」と説明しています。県養鶏農業協同組合によりますと、去年、本島南部の養鶏農家が人手不足などを理由におよそ6万羽を減らしました。組合は「県内の養鶏農家の設備は老朽化しており、鶏を増やすには設備投資が必要となる。現在は卵が品薄で相場は良いが、この高値が続くとは見込めないため、農家は設備投資に慎重にならざるを得ない」と説明しました。また、今後の見通しについて「県外では鳥インフルエンザの影響から徐々に回復しているので、県内の鶏卵価格も年末ごろには落ち着くだろう」と述べました。(了)

5分

5分

エミー賞「 ヘアスタイリング賞」に石垣市出身の 宮城万里子さん

エミー賞「 ヘアスタイリング賞」に石垣市出身の 宮城万里子さん

エミー賞「 ヘアスタイリング賞」に石垣市出身の 宮城万里子さん

2025年10月2日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。アメリカのテレビ界最大の祭典エミー賞で、ヘアスタイリング賞を受賞した石垣市出身のヘアメークアーティスト宮城万里子さんは、渡米から25年余りで快挙を成し遂げました。子どもの頃から映画好きの父・辰雄さんに連れられて映画館に通いました。日本大学芸術学部映画学科に進み、メークの仕事を知り興味を抱き、ヘアメークの道へ進むことを決意しました。「父の期待に反したかもしれない」と宮城さんは振り返ります。受賞したテレビドラマ「ザ・ペンギン」は、ヘアスタイリストのブライアン・バディさんをリーダーにチーム3人で取り組みました。バディさんから学ぶことも多く「才能と同時に温かさがある人で、私も彼のようなヘアスタイリストになりたいと新たな目標ができた」と話します。これからは沖縄の後輩たちに講演活動などで道を開いてあげたいという宮城さん。「うちなーんちゅは世界に誇れるものをいっぱい持っている。優しさ、おおらかさと忍耐強さに加え、コツコツ好きなことにエネルギーを注げばおのずと道は開ける。人と自分を比べずに自信を持って、何歳になってもいろんなことに挑戦してほしい。私もそうする」と明るい笑顔で語りました。(了)

5分

5分

さらに表示
radiko.jp
xLINEinstagramfacebookyoutube
ラジコプレミアムに登録すると日本全国のラジオが聴き放題!詳しくはこちら
    聴取について配信エリア利用規約プライバシーポリシーライセンス情報radiko news
    北海道・東北のラジオ局
    HBCラジオSTVラジオAIR-G'(FM北海道)FM NORTH WAVERAB青森放送エフエム青森IBCラジオエフエム岩手TBCラジオDate fm(エフエム仙台)ABSラジオエフエム秋田YBC山形放送Rhythm Station エフエム山形RFCラジオ福島ふくしまFMNHKラジオ第1(札幌)NHKラジオ第1(仙台)
    関東のラジオ局
    TBSラジオ文化放送ニッポン放送interfmTOKYO FMJ-WAVEラジオ日本BAYFM78NACK5FMヨコハマLuckyFM 茨城放送CRT栃木放送RadioBerryFM GUNMANHKラジオ第1(東京)
    北陸・甲信越のラジオ局
    BSNラジオFM NIIGATAKNBラジオFMとやまMROラジオエフエム石川FBCラジオFM福井YBSラジオFM FUJISBCラジオFM長野NHKラジオ第1(東京)NHKラジオ第1(名古屋)
    中部のラジオ局
    CBCラジオ東海ラジオぎふチャンZIP-FMFM AICHIFM GIFUSBSラジオK-MIX SHIZUOKAレディオキューブ FM三重NHKラジオ第1(名古屋)
    近畿のラジオ局
    ABCラジオMBSラジオOBCラジオ大阪FM COCOLOFM802FM大阪ラジオ関西Kiss FM KOBEe-radio FM滋賀KBS京都ラジオα-STATION FM KYOTOwbs和歌山放送NHKラジオ第1(大阪)
    中国・四国のラジオ局
    BSSラジオエフエム山陰RSKラジオFM岡山RCCラジオ広島FMKRY山口放送エフエム山口JRT四国放送FM徳島RNC西日本放送FM香川RNB南海放送FM愛媛RKC高知放送エフエム高知NHKラジオ第1(広島)NHKラジオ第1(松山)
    九州・沖縄のラジオ局
    RKBラジオKBCラジオLOVE FMCROSS FMFM FUKUOKAエフエム佐賀NBCラジオFM長崎RKKラジオFMKエフエム熊本OBSラジオエフエム大分宮崎放送エフエム宮崎MBCラジオμFMRBCiラジオラジオ沖縄FM沖縄NHKラジオ第1(福岡)
    全国のラジオ局
    ラジオNIKKEI第1ラジオNIKKEI第2NHK-FM(東京)
    Copyright © radiko co., Ltd. All rights reserved