2025/04/02 水6分
2025年4月2日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。2020年から24年の5年間に全国で発生した歩行中の交通事故の死傷者数は、全年齢のうち7歳が3436人で最多だったことがこのほど、分かりました。登下校に不慣れな小学1、2年生に当たり、交通安全の知識や経験が少ないことが背景にあるとみられます。今月4月6日から始まる春の全国交通安全運動を前に警察庁が明らかにしたものです。6歳以上12歳以下の児童の死者と重傷者数は1875人でした。月別では通学が始まった4月から6月にかけて増加しており、夏休み明けの9月から再び増え、10月の218人が最多でした。また、下校時が最も多く、484人と25・8%を占めており、集団登校があり、保護者や地域住民の見守り活動も多い登校時の2倍以上でした。 警察庁の担当者は「入学前に通学路などの危険な場所を把握し、子どもに注意を促してほしい」と保護者に呼びかけ、遅刻しそうな時や忘れ物を取りに戻る際に慌てて事故に遭いやすいため「余裕を持って家から送り出し、忘れ物にも気をつけてほしい」としています。自転車乗用中の死傷者数は、16歳が1万7141人で最多となっています。
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