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2024年10月10日(木)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。浦添市古典芸能琉球舞踊協会が2日、浦添市の前田小学校体育館で講座「琉球舞踊を通してしまくとぅばに触れ、沖縄を学ぼう」を開催しました。4年生およそ100人が参加し、琉球舞踊三題を披露した後、琉舞の歌詞や黄金ことばの解説を通じて、琉球王朝時代の人々の感性や、しまくとぅばに込められた沖縄の心を伝えました。「かぎやで風」の披露を前に、協会の名嘉正光さんは「祝いの場の最初に踊られる作品。衣装や道具にも注目し、王や王妃になった気持ちで見てほしい」と解説し、初めはおしゃべりをしていた児童も、古典舞踊のゆったりとした世界観に次第に引き込まれました。黄金ことば「言葉銭使けー」の解説の際には、久手堅一子会長が「自分が言われて嫌だと思う言葉を、人に言わないこと。言葉を大事にしてね」と児童に語り掛け、「一つでもいいので、沖縄の言葉を覚えてもらえたら、ありがたい」と話しました。親戚の結婚式で踊るために、かぎやで風の練習をしているという女子児童は「かぎやで風の踊りを初めて最初から最後まで見た」と話し、男子児童は「舞踊の先生の踊りを見て、当時よりうまく踊れた。楽しかった」と笑顔を見せました。
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