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2024年10月3日(木)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。年間延べおよそ7千人の釣り客が訪れる通称「那覇一文字」をはじめ、県内各地の沖堤防の利用が、今月から事実上不可能になっています。ほとんどの沖堤防は「立ち入り禁止」であるものの、釣り人の利用が黙認され、送迎する送迎者への規制もありませんでした。しかし、北海道・知床沖の観光船沈没事故を受けて遊漁船法が改正され、「立ち入り禁止」区域に堤防管理者の同意なく釣り客を運ぶことができなくなるため、先月9月末で沖堤防への渡しを停止する事業者が相次いでいます。改正遊漁船法は、遊漁船事業者が都道府県に提出を義務付けられる「業務規程」について、乗客を渡す先が立ち入り禁止地点でないことを事業登録の条件に加えました。「那覇一文字」など3つの沖堤防を管理する那覇港管理組合は安全上の理由から沖堤防は「従来から立ち入り禁止だ」と説明した上で、「安全が確保できないことには許可は難しいだろう」と見解を述べました。釣り具メーカーや釣具店などでつくる日本釣り振興会の伊佐沖縄支部長は「業界としても大変な影響がある」とし、本部や九州地区と連携し、国に対応の見直しを求めていく方針を示しました。
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