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2025年5月28日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。沖縄を代表するかんきつである県産シークヮーサーの収穫量が大幅に落ち込んでいます。ピークの2020年度は年間4494トンだったのに対し、最新の統計のある22年度は、20年度に比べておよそ1千トン、20%減の3580トンまで下りました。需要がある中で、生産が追いついていない状況です。JAおきなわによりますと、今後も収穫量の回復は見通せないということです。近年はシークヮーサー農家の後継者不足で樹木の管理が十分でないことがあります。ほかに価格高騰で肥料や農薬散布などの抑制があり収穫量が伸び悩んでいるということです。去年11月の北部豪雨では果樹が流され、今後の生産集計にも影響するとみられます。病害虫のカメムシの発生などもあり、収穫量について担当者は「増えることはないだろう」と見通しました。こうしたことから、県シークヮーサー消費推進協議会は生産・販売を強化しようと6月16日に初めて名護市で「シークヮーサー生産・販売推進大会」を開催します。協議会の担当者は「大会を通してぜひシークヮーサーの消費拡大とPRをしていきたい」と話しました。
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