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山の中の神社なのに、大きな船をぶつけ合う「御船祭」が行なわれる穂高神社。福岡市の志賀海神社の御祭神・綿津見命(わたつみのみこと)の息子である穂高見命(ほたかみのみこと)を御祭神としている神社です。福岡から、海人族である安曇族が移動していった先と推察される証拠のひとつともされるお祭りの姿です。毎年9月26・27日に行われます。実は安曇野では、穂高神社の他にも30を超えるオフネ祭りがあるのです。詳しいマップを展示しているのが安曇野市豊科郷土博物館。館長の原明芳さんによると、大きさも様々、曳くための車がついていないのもあるそうです。基本は台車(座)の上に人形(木偶)などの飾りがつけられ、前後に船のように張り出し部分と幕が付けられていること。また、安曇野の犀川に流れてくる北アルプスからの水を汲んで穂高神社にお供えする、5月のお水迎えの儀、10月に同じ要領で上高地・明神池にある穂高神社奥宮にお返しに行くお水送りの儀を合わせて「お水祭り」というお祭りも昭和50年代から行われています。巡る水の恵みに感謝する安曇野の人々の想いを、安曇野市観光協会・専務理事の白澤勇一さんが聞かせてくれました。ちなみに、穂高神社の御船祭、お水祭りとも一般人が参加できるプランを観光協会で提供してくれてます。□ 安曇野市観光協会→https://azumino-e-tabi.net/□ 信州まつもと空港地元利用促進協議会→https://www.matsumoto-trip.com/□ 長野県公式観光サイト→https://www.go-nagano.net/□ FDAフジドリームエアラインズ→https://www.fujidream.co.jp/
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