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2025年6月12日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。8日に梅雨明けしたとみられる沖縄地方、確定すれば1951年の統計開始以降、2015年と並び最も早くなります。17日間の梅雨期間は1963年の11日間に次いで、2番目の短さでした。今年の梅雨の特徴について、沖縄気象台は梅雨期間は短かったものの、県内5地点で平年の降水量を上回ったと発表しました。沖縄地方の梅雨入り時期の平年並みに当たる5月中旬は、日本の南東海上で高気圧の張り出しが強まり、沖縄地方は晴れた日が多くなったため、梅雨入りは5月22日ごろとかなり遅くなりました。梅雨期間は、梅雨前線や低気圧、湿った空気の影響を受けやすかったため、曇りや雨の日が多く、大雨となったところもありました。早くなった要因は、上空の偏西風が平年より北を流れ、梅雨前線が本州付近まで北上したことと、沖縄地方は例年より早く太平洋高気圧に覆われる見通しとなったことが影響しているとみています。今後は太平洋高気圧に覆われ、晴れる日が多くなる見通しで、環境省と気象庁が、8日から10日にかけ、県内各地方に熱中症警戒アラートを発表するなど、夏本番の暑さに警戒が必要となります。
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