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2025年3月7日(金)放送回担当は赤嶺啓子さんです。琉球新報の記事から紹介します。宜野湾市うちなぁぐち会がこのほど、うちなーぐちテキスト改訂版「はにんすはごろも」を900冊発行し、市内の小中学校などに配布しています。会員の「うちなーぐちを残したい」という一心が詰まった一冊となっており、與儀清子会長は「音読をしっかりすることが一番大切」と活用を呼びかけています。テキストは10年前に発行したものの全面改訂版でÅ4判、103ページで、あいさつ、名前、身体、家族、食事、生活用具、気象のほか、日常会話、地名、年中行事、黄金言葉、わらべ歌、生物、伝説・民話、独特の音・表記法など7章で構成しています。うちなーぐちで編集し、諸活動も紹介した重厚な一冊となっています。與儀会長は「懸命に活動しているが話せる人がなかなか増えない」と危機感を吐露し、「読んでも楽しめる本になっている。うちなーぐちは、うちなーんちゅのアイデンティティーで沖縄文化の基層。廃れさせてはいけない。親子で身近な言葉を音読で親しむことから始めてほしい」と活用に期待を込めています。
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