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2024年4月29日(月)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。本部町備瀬で農業を営む仲宗根清正さんの畑で、黄金イモと紅イモの自然交配によって生まれたイモが新品種として登録されました。新品種の名前は「サン紅」です。奇跡的に現象が重なったことで生まれたため、太陽が生んだ紅イモという意味を込めました。甘みが強く、焼き芋などに適しているということです。年間およそ1トンを生産し、今後、県内での栽培を広げていきたい考えです。仲宗根さんは2017年から紅イモの「備瀬一号」の生産を開始し、その後、黄金イモの「沖ひかり」を隣で栽培しました。翌年、収穫する際、沖ひかりを育てている場所に、表皮が赤く光っているイモを発見し、新品種であることが判明しました。栄養素なども多く含有し、病気にも強いということです。地域住民などを招いた発表会では、焼き芋やコロッケなど調理した「サン紅」の試食会が開かれ、仲宗根さんは「沖縄の特産品として、多くの人に作ってもらいたい。全国に波及できればいいと思っている」と語りました。
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