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2024年6月3日(月)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。糸満ハーレー行事委員会は先月28日の会合で、外部から「動物虐待だ」との指摘があったアヒル取り競争について、出席した委員の全会一致で今年も実施することを決めました。改善策としてアヒルを捕まえる際に首や羽をつかんだりせず、大切に扱うなどの注意点を周知する文書を随所に張り、参加者には同意書に署名させるなど対策の徹底に努めます。糸満ハーレーは旧暦5月4日のユッカヌヒーに行われる伝統行事で、今年は今月9日に開催予定です。アヒル取りを巡っては、動物愛護団体が去年、動物愛護法違反容疑で関係者を告発し、今年4月に不起訴処分になっています。一方、近年、県内外の一般市民からも糸満市や糸満漁協に対し、メールやはがき、電話で賛否両論が寄せられています。市によりますと、今年は1月以降、25件のメールが届いており、4月以降、市に届いたメールは14件で、先月28日現在、13件が反対で、1件が賛成でした。反対は、県内や市内からの声を含み「伝統なら何をしても許されるのか」「時代にそぐわない」などの内容です。賛成の1件は市内からで「市に関係ない人が何を言っても気にすることはない。負けないで」との趣旨だったということです。
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