2025/03/12 水5分
2025年3月12日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。7月に開業を予定するテーマパーク「ジャングリア沖縄」が所在する今帰仁村を管轄する本部町今帰仁村消防組合が、救急搬送のおよそ9割で、パーク開業後に渋滞が懸念される県道84号と県道72号を利用していることが分かりました。両道路は搬送先となる名護市の病院につながるルートで、テーマパークへのアクセス道路でもあり渋滞発生の場合、救急搬送に遅れが出る可能性があります。2023年度の救急搬送件数のうち、名護市の北部地区医師会病院と県立北部病院で全体の96・8%を占めています。現在、組合の救急車は予備を含めて3台で、本部消防署と今帰仁分遣所を拠点としており、救急搬送の際にはどちらにも向かえる県道84号を使用します。今帰仁からの搬送は県道72号を利用し県道84号に合流します。いずれも片側1車線で渋滞の場合、通り抜けが難しく、搬送後は普通走行のため渋滞に遭うと別の搬送事案の対応に支障が出ます。知念本部消防署長は、ジャングリアを運営するジャパンエンターテイメントとも連携しながら「住民の救急搬送に支障が出ないように協議したい」と話しました。
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