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2025年5月7日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。久米島の近海で4月29日、国指定天然記念物のジュゴンとみられる生物の写真が撮影されました。29日午前10時ごろ、久米島南西の海域でダイビングをしていたインストラクターと客ら5人が発見しました。体長は2メートルを超えるほどで、水深およそ5メートルの岩場を泳いでいたということで、「まさか泳いでいるジュゴンと海中で出合うとは思わず、衝撃で固まってしまった」と話しています。県環境科学センター・総合環境研究所の小澤宏之所長は、「間違いなくジュゴンだ」と断言し、傷の位置などから3月に台湾で定置網にかかり放流されたジュゴンと同じ個体の可能性が高いと指摘しています。県によりますと、ジュゴンの個体が県内で撮影されるのは、2019年に今帰仁村で死骸が発見されて以来ということです。小澤所長によりますと、「久米島や渡名喜島周辺には藻場が多く、他にも見つかる可能性が高い」ということです。また、およそ1カ月で台湾から久米島までおよそ540キロの距離を移動していることになり、ジュゴンの長距離移動の記録がほとんどない日本国内では貴重なデータになります。県自然保護課は今後、関係機関と連携して久米島近海での調査も検討するとしています。
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