EP. 670『@宮古島 、其ノ三 - パーントゥは「食べる人」』

8分

EP. 670『@宮古島 、其ノ三 - パーントゥは「食べる人」』

島で育ったこともあって、島には特別な魅力を感じます。本土から海で隔てられているからこそ、その土地だけに残る動植物や風習、文化が受け継がれ、日常を離れた時間を過ごすことができます。宮古島を代表する伝統行事の一つが「パーントゥ」。全身に泥をまとった来訪神が集落を巡り、人々に泥を塗って厄を払う祭りで、代々受け継がれてきた仮面や神聖な井戸の泥が用いられます。この「パーントゥ」という言葉にも古い日本語が残されているといわれます。古くは「食べる」を「はむ(ぱむ)」と発音していた時代があり、奈良・平安時代には現在のハ行とは異なる音だったと考えられています。宮古島には、こうした古い言葉や信仰が今も暮らしの中に息づき、本土では失われた日本文化の一端を伝え続けています。

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