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2024年9月11日(水)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。りゅうぎん総合研究所などは3日、「県内におけるバス・タクシー運転手不足の現状と課題解決に向けた検討」を発表しました。バス運転手、タクシー乗務員共に60歳以上が6割以上を占め、高齢化が課題となっているとともに、バス・タクシー乗務員数が過去最低で推移していることに触れ、将来的に公共交通の維持が困難になる可能性などを指摘しました。りゅうぎん総研によりますと、バス運転手数は減少傾向で、22年度は1641人と過去最低となりました。年齢構成は60歳以上の割合が全体の61・8%を占めました。タクシー乗務員数も減少しており、21年度末時点でピークだった2009年度のおよそ半分となりました。年齢構成は60歳以上が78・1%で大部分を占めており、高齢化は深刻な状況となっています。りゅうぎん総研などは職業としての魅力向上と外国人労働者の受け入れ、二種免許取得支援、県民の公共交通利用促進などを提言し、バス・タクシー両事業者の収益向上の必要性を挙げました。こうした中、タクシー業界は「日本版ライドシェア」の取り組みを開始するなど、新たな雇用確保に向けての施策展開も報告されました。
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