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2025年11月13日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。ブレイキンの世界最高峰大会「レッドブルBCOne」が9日、東京都の両国国技館で開催され、女子は嘉手納町出身で18歳の津波古梨心(RIKO)が優勝しました。津波古は準決勝まで3試合を5―0で完勝し、決勝はパリオリンピック銀メダリストのリトアニアのNicka(ニッカ)に競り勝ちました。両国国技館での試合に「ダンスと融合して、日本文化が外国人にも伝わったならうれしい」と話しました。ジャッジがRIKOと描かれたボードを掲げ、勝利が決まった瞬間、津波古梨心は両手を広げてステージに倒れて喜びました。世界最高峰の舞台で日本人2人目となる優勝に「信じられない気持ちだが、日本開催の舞台で優勝できて本当に嬉しい」と歓喜しました。これまで決勝で一度も勝ったことがない相手に「フィジカルはいつもの練習通りを意識したが、メンタルではいつもよりも集中する必要がある」と臨みました。ダイナミックなムーブを冒頭から繰り出し、次々と技を切り替えては観客を驚かせ、勝利に「ベストを尽くさないといけないと思っていたが、この意識が結果に結びついた。決勝で当たったNickaには一度も勝てたことがなかったので、勝てた瞬間にすごく達成感があった」と充実感に浸りました。(了)
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