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2024年10月16日(水)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。琉球大学OBで那覇市内の不動産会社社長の友寄隆文さんは10日、在学生向けの奨学金として活用してほしいと、私財を投じて同窓会に1億円を寄付しました。友寄さん自身は学業に強い関心を持てずに大学を中退し、社会に出て不利な立場となった経験があり、特に経済的な理由で学問を諦めてほしくないとの思いが強いということで「寄付を財源に人材育成プログラムを作成してもらい、各界を支える多様な人材が琉球大学から輩出されることを願う」と思いを込めました。学内で行われた贈呈式で、友寄さんは今後も寄付を継続する考えを示し、同窓会の幸喜徳子会長に寄付金の目録を手渡しました。幸喜会長は「前代未聞の大金を寄付していただき、心よりお礼を申しあげる。学生の支援に活用したい」と感謝しました。今回の寄付を受け、同窓会は現在の制度より規模を拡充した新たな給付型奨学金制度を創設する考えで、友寄さんの意向を踏まえ、学業を継続する上で、経済的困難に直面している学生や、海外へ留学する上で、経済的困難に直面している学生への奨学金を軸とした制度にする方針です。
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