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異色の経歴を経て納棺師の道を選んだ公森氏。その背景には、一貫した「美」と「専門性」へのこだわりがあります。
「何か一つの道を極めたい」という探究心から23歳でこの世界に飛び込み、早10年。今や彼女の専門性は、次世代にも届いています。
1. 異職種からの転身
学芸員から納棺師へ 幼少期から美術館や文化、文学に親しみがわいた。当初は学芸員として資料館に勤務していましたが、「一つの道を極めるプロフェッショナルになりたい」という志向から、インターネットで納棺師の求人を見出しました。
映画『おくりびと』の影響 海外の文通相手から日本映画のおすすめとして紹介された同作を通じ、日本独自の葬送文化の美しさに感銘を受けたことが、この職を志す大きな契機となりました。
2. 地域性と経験
多様な現場経験 岡山を拠点に、岐阜や神戸など異なる地域での経験を積み重ねてきました。各地の風習(爪や髪を棺に入れる、浴衣の干し方など)や、独自の価値観を持つ宗教団体の葬儀にも柔軟に対応しています。
次世代への影響 自身の仕事ぶりを見た小学生の女の子から「どうすれば納棺師になれますか?」と問われた経験を持ち、この職業が未来に繋がる確かな価値を持っていることを誰かの尊厳を守る「憧れの職業」として映った瞬間でした。
ごうちゃんの「照らすこころ」