7分
2022年9月1日(木)放送分 担当は上地和夫さんです。 琉球新報の記事から紹介します。 地球温暖化による海水温の上昇や先島諸島への台風の接近が例年と比べて少ないことなどから、 石垣島と宮古島でサンゴの白化が進んでいます。 本島北部の浅瀬でも確認されていて、専門家は、国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」で 大規模な白化が起きた2016年の状況と似ており 「高水温の状態が続くと、 過去最悪の状況になる恐れがある」と指摘します。 白化は主に、高水温によるストレスで サンゴの体内に住む共生藻が 急激に減少するなどして起こります。 沖縄周辺では7月以降、海水温が30度以上の日が続き、既に長期間、 高水温にさらされてきたサンゴの ストレスレベルは過去最悪の状況に 近づいているということです。沖縄周辺で発達する台風の進路によっては 海水温が低下することにより、 白化にブレーキはかかるということですが、 サンゴ礁保全などを研究する琉球大学の中村崇准教授は 度重なる大規模白化に加え、 水質の変化でサンゴ群集の回復能力も 衰えていると話し、 陸上での人間の活動の影響を指摘します。中村准教授は豊かな生態系の基礎とも言える サンゴが失われれば元に戻すことが 難しいとして「守り育てる」視点や 政策の必要性を強調しています。
詳細情報を見る
方言ニュース