【最優秀(教養)】KNBラジオ『雅にSession~世界と奏でる僕の雅楽~』

57分

【最優秀(教養)】KNBラジオ『雅にSession~世界と奏でる僕の雅楽~』

富山県小矢部市出身の雅楽演奏家で音楽家の太田豊さんは、あいの風とやま鉄道高岡駅の発車メロディーを作った人でもあります。太田さんがやっている雅楽は、いわゆる結婚式や初詣の神社でよく耳にする日本最古の伝統芸能です。ごく普通の家庭に生まれた太田さんは、ひょんなきっかけから近所の公民館で雅楽を始めます。しかし彼が目指したのはジャズミュージシャン。憧れを抱き高校卒業後はアルトサックスを抱え上京。運よく人気バンド「渋さ知らズ」のメンバーになります。才能あるミュージシャンで溢れる世界で行き詰ったとき、彼を救ったのは雅楽の「龍笛」でした。23歳にして東京芸大の雅楽専攻に入学、本格的に雅楽を学び大学を卒業。その後はロスジェネ世代として人生の紆余曲折を経験し、ようやく雅楽で生計を立てられるようになったころ、あの2020年コロナ禍がやってきます。今から1300年前の奈良時代、疫病の流行や相次ぐ反乱が続く中、聖武天皇は仏教の力で社会不安を鎮め、国民が平和に暮らせる世の中をと願って東大寺の大仏を建立しました。752年の大仏開眼供養会では「散楽」が奉納され、その様子を描いた絵図が正倉院に残されています。雅楽とは違い、現代に受け継がれなかった幻の芸能「散楽」を、その絵図をもとに太田さんらが「もし今これが残っていたとしたら」と想像して再現し、奈良の大仏の前で奉納します。

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2026年日本民間放送連盟賞 受賞番組

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