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映画解説研究者の上妻祥浩さんをゲストに迎え、現在公開中および今月公開される大注目作を厳選してご紹介します。単なるエンターテインメントに留まらず、現代社会の課題である「デジタル・AIとの共存」や、昨今の情勢にも通じる「危機管理」といった深いテーマ性を持つ作品が集まりました。聞き手はRKKの江上浩子です。🔶 ジェームズ・ガンの瑞々しい選曲が光る、新たなヒロイン像『スーパーガール』現在公開中 公式サイトはこちら👉 https://supergirl-movie.jp/DCコミックスが誇る最強のヒロインが、現代にふさわしい姿でスクリーンに登場しています。1984年にも一度映画化された歴史を持つキャラクターですが、今作はひと味違います。親しみやすいヒロインの成長: 物語の序盤では、地球で少しのんびりとした日常を送っている主人公。しかし、地球と海、そして大切な愛犬に危機が迫ることで、世界を救うために凛々しく立ち上がります。ジェームズ・ガンの卓越した選曲センス:脚本を手がけたのは、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督として世界的大ヒットを飛ばしたジェームズ・ガン。既成のヒット曲を絶妙なシーンに配置する彼の手腕が今作でも遺憾なく発揮されており、聴く人が思わず懐かしさを覚える名曲たちが物語を劇的に盛り上げます。🎁 番組からのお知らせ(公開記念読者プレゼント)映画『スーパーガール』の公開を記念して、「オリジナルカードホルダーとストラップのセット」を抽選で2人にプレゼントいたします。応募方法: メールの件名に「スーパーガールグッズプレゼント希望」と明記し、本文にお名前、ご住所、電話番号、番組へのメッセージをご記入の上、ご応募ください。宛先: 515@rkk.jp締め切り: 7月8日、来週の水曜日まで(当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます)。🔶 電子タブレット時代における「おもちゃと人間の共存」を描く『トイ・ストーリー5』2026年7月3日(金)本日公開 公式サイトはこちら👉 https://www.disney.co.jp/movie/toy51996年の第1作公開から約30年。前作から7年ぶりの続編となる待望のシリーズ最新作が、ついに本日より公開となります。時代を反映したストーリー:前作でウッディと別れ、新しい女の子の家で暮らすおもちゃたち。しかし、女の子が最新型の電子タブレットに夢中になり、「自分たちはおもちゃとしてもう必要ないのではないか」と深く悩むところから物語が始まります。離ればなれになっていたウッディも、この危機を解決するために仲間たちのもとへ駆けつけます。大人こそ考えるべき「デジタルとの付き合い方」:単に電子機器を子どもから遠ざけるのではなく、AIや最新デバイスが普及した現代において「いかにうまく共存していくか」を捉えた、非常にタイムリーな作品です。人間らしい温もりやおもちゃとの触れ合いの価値を、大人も子どもも改めて見つめ直すきっかけを届けてくれます。🔶 吉本ばなな原作×岸井ゆきの主演で描く、静かな魂の再生『シンシン アンド ザ マウス(SINSIN AND THE MOUSE)』2026年7月17日(金)より熊本・Denkikanにて公開 公式サイトはこちら👉https://www.culture-pub.jp/sinsinmovie/名作映画『ケイコ 目を澄ませて』での圧倒的な演技で大ブレイクを果たした実力派女優・岸井ゆきのさんが主演を務める、日本と台湾の合作映画です。喪失感からの旅立ち: 吉本ばななさんの短編小説を原作に、長年母親の介護を続け、その最期を看取ったことで深い心の傷(喪失感)を抱えたヒロインの姿を描きます。ベタつかない「愛」の形:立ち直れないまま台湾へと渡った彼女は、そこで同じく過去に傷を持つ青年・シンシンと出会います。二人の関係は安易な恋愛映画の形を取らず、互いの痛みを静かに共有し、交流を重ねる中でゆっくりと心を再生させていく、心に深く染み入るヒューマンドラマに仕上がっています。🔶 35ミリフィルムで蘇る、色褪せない危機の教訓『日本沈没』(1973年版)2026年7月18日(土)より天草・本渡第一映劇にて上映 本渡第一映劇サイトはこちら👉 https://daiichieigeki.com/4577/天草市の「本渡第一映劇」で定期開催されている「天草市民シアター」では、現代主流のデジタル上映ではなく、「35ミリフィルムでの上映」という強いこだわりを持って名作を届け続けています。災害大国・日本に響くタイムリーなテーマ:近年、各地で自然災害が相次ぐ中、1973年公開の不朽の名作『日本沈没』がリバイバル上映されます。国土を失うという極限状態に置かれた日本人の運命を描いた民族論的なテーマは、今見ても全く色褪せません。丹波哲郎が魅せる圧倒的な「危機管理」:今作の見どころは何と言っても、丹波哲郎さんが演じる総理大臣の姿です。未曾有の国難に対してトップがどのようにリーダーシップを発揮し、危機管理を行うべきかという、現代の政治や社会にも強く一石を投じる重厚な名演技を大スクリーンで堪能できます。🔶 まとめ:初夏の映画館で受け取る「生きるヒント」「今月ご紹介した作品は、爽快なアメコミ、現代のデジタル社会を風刺したアニメーション、台湾の美しい景色とともに描かれる人間ドラマ、そして日本の歴史的名作と、劇場で観るべき価値のある映画ばかりです。快適な環境の映画館へ、ぜひ大切な方と一緒にお出かけください」と上妻さんは結びました。出演:映画解説研究者・上妻祥浩さん/聞き手:江上浩子(RKK)
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