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2025年9月18日(木)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。県内の高齢者の外出がマイカー頼りの現状が、県が実施した「高齢者の生活状況調査」でも改めて明らかになりました。外出時の移動手段に「自分で運転する自動車」を挙げた人は、65歳以上で63・2%となり、内閣府の全国調査より16ポイントも高くなっています。一方で「自転車」「徒歩」は全国に比べて極端に少なく、外出の目的は全国と同じく「買い物」が最多でしたが、「通院」は41・2%で、全国よりも28ポイントも低くなっています。外出頻度の多い高齢者は「自分で運転する車」が移動手段で、外出を「ほとんど毎日」とした回答者のうち82・3%が移動手段に「自分で運転する車」を挙げました。外出頻度が減ると「家族などの運転する自動車」が増え、「月に1回から2回」の場合、「自分で運転」は28・6%、「家族が運転」55・8%となります。運転者は変わっても外出がマイカー頼りなのは変わらず、超高齢化社会に備え、ほかの外出手段の整備が求められます。(了)
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