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方言ニュース 2021年3月9日火曜日 きょうの担当は宮城葉子さんです。 琉球新報の記事から紹介します。国指定の重要無形文化財である芭蕉布の人間国宝、平良敏子さんが先月14日、満100歳を迎えました。大宜味村喜如嘉生まれで、幼い頃から芭蕉布や織り物に囲まれて育ってきました。現在も毎日、芭蕉布会館へ足を運び、芭蕉の繊維から糸を作る「苧績み」作業に励んでいます。平良さんの実家は祖父の代から芭蕉作りに熱心な家系で、「足が届かない頃から機織りに触れていた」という平良さんは、成長するにつれて木綿や絹の布を織るようになりました。 1944年、県勤労女子挺身隊として岡山の倉敷へ行き、倉敷紡績社長の大原総一郎氏と出会い、織りを本格的に学びました。 46年に沖縄へ戻りましたが、戦後の沖縄には芭蕉畑もなく、上質な糸が取れなかったため、平良さんは本来であれば芭蕉布に利用されない太い糸を使い、テーブルセンターやマットなどを発案し、 販売するとアメリカ人に人気となりました。このほかにも、本土での販売に向け帯地やのれん作りを発案するなど、販路の拡大と普及に尽力しました。「芭蕉布に生かされて生きてきた」と、感慨深い様子で語る平良さん。 「これからもできる限り作業を続けていきたい」と語り、きょうも工房の一角で糸を紡ぎます。
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