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2024年9月19日(木)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。伝統的な琉球料理を学び、次世代に伝える人材を育てる「琉球料理担い手育成講座」第5期生の修了式がこのほど、那覇市旭町の県学校給食会で行われ、講座生15人に「琉球料理伝承人」認定証が贈られました。2017年度に始まった育成講座は実務経験が10年以上の調理師および栄養士が対象で、今回新たに認定された15人を含めこれまでに97人が伝承人として認定されています。講座は、琉球料理保存協会の安次富順子理事長や副理事長で松本料理学院の松本嘉代子学院長らによる座学のほか、琉球料理の基本となる豚とかつおのだしの取り方や伝統料理などの調理実習が行われました。那覇市内の保育園で栄養士を務める37歳の女性は「子育て世代にも琉球料理の良さを知ってもらうために頑張りたい」と決意し、糸満市で弁当の店を営む46歳の男性は「琉球料理の普及を通じて健康長寿の沖縄を取り戻したい」と抱負を述べました。あいさつに立った安次富理事長は「琉球料理を広めるためにも少なくとも毎月第3木曜日の『琉球料理の日』には職場などで琉球料理を作るなど取り組んでほしい」などと語り、新たな伝承人たちにエールを送りました。
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