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2025年12月17日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。那覇市文化財課は11日、琉球王国時代の16世紀中ごろに造営されたとりで「三重城」の発掘調査で、当時のものとみられる石積みや階段が確認されたと発表しました。三重城は那覇港の防衛ラインとして、海賊などの侵入を防ぐ目的で築造されました。市は先月下旬に周辺樹木を伐採して、戦後初となる本格的な発掘調査を始めましたが、現在までに、南西側に絵図にもない階段、南東にある三重城の旧入り口の下部に、陸地と三重城をつないでいた海中道路の一部とみられる切石が発見されました。また、三重城の北東側と南東側で、戦後に積み直されたと思われる地表にある石積みの下に、それぞれ20センチから30センチ、40センチから50センチの大きさの石積みを確認しました。そのほか、南西ではアーチ門付近に多くの石積みが現れ、1900年に造られた灯台の基礎とみられるレンガなども出てきました。市文化財課の城間宏次郎学芸員は「想定以上に遺構が多く残っていた。写真で分からず、絵図にも書かれていない階段が確認されるなど、良い成果が得られた」と話しました。市文化財課は調査を26日まで行い、2028年度に報告書の刊行を予定しています。(了)
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