2026年8月10日放送 株式会社 梓書院 代表取締役社長 田村志朗(たむらしろう)さん

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2026年8月10日放送 株式会社 梓書院 代表取締役社長 田村志朗(たむらしろう)さん

福岡市博多区に本社を置く梓書院は、1972年創業の出版社で、今年、2026年で創業54年を迎えます。創業者は現社長・田村志朗さんの母親で、当時は九州でも珍しい、女性による出版社でした。創業者は幼少期の事故で片足を失いました。戦後の物資不足の中、本を借りて読んでは返さなければならない悔しさを経験し、「それなら自分で本を作ろう」と決意したことが、出版社設立の原点だったそうです。当時の出版流通は東京が中心で、福岡で制作した本も、一度東京を経由しなければ全国へ流通できない時代でした。それでも創業者は福岡にこだわり、NHKアナウンサー・鈴木健二さんの著書『愛のかたち』を出版することで、全国流通への道を切り開きました。田村さんは約20年前、母親の病気をきっかけに社長に就任しました。当初は地域史や歴史書が中心でしたが、新たな事業の柱として始めたのが、地方の偉人を漫画化する事業です。この事業は地域振興にもつながり、多くの自治体から支持を得ています。また、RKBラジオでもおなじみの立川生志さんの『ニュース落語』シリーズなども出版しています。田村さんは、「紙の本がなくなるのではなく、紙だけの時代が長かった」と考えています。子どもたちは電子書籍も「本」として自然に受け入れており、「電子メール」が今では単に「メール」と呼ばれるように、「電子ブック」も将来は単に「ブック」になるだろうと語ります。そのため梓書院では、紙と電子書籍の両方に対応し、出版という枠にとらわれない事業展開を進めています。仕事以外では、100キロウォークに挑戦し、博多祇園山笠にも参加するなど、非常にアクティブな日々を送っています。https://www.azusashoin.com/番組でおかけした曲は著作権の制限によりカットしています。ご了承ください

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