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岩波文庫は、来年、創刊100周年を迎えます。創刊時の22点には、夏目漱石の『こころ』も入っていました。岩波書店を創業した岩波茂雄は、信州・諏訪の出身です。新聞連載の『こころ』に感動し、漱石に出版を願い出たんですね。さて、信州といえばおそば。香り豊かな新そばもいいですが、将軍家にも献上された寒晒しそばには、また違った味わいがあります。時間と手間をかけて引き出した甘みやまろやかさを、安曇野のわさびと一緒に、ゆっくり楽しむんです。『こころ』を読みながら味わえば、作品の奥深さとそばのおいしさが重なって、岩波茂雄の粘り強さや、本が持つ力まで感じられるような気がします。
PLENUS RICE TO BE HERE