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2024年9月25日(水)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。飼い犬の狂犬病を予防するワクチンの沖縄での注射率は全国最低が続いており、昨年度も52・2%にとどまりました。県薬務生活衛生課は28日の世界狂犬病デーを前に接種を呼びかけています。狂犬病は、発症すると有効な治療法がなく、ほぼ100%が死にます。狂犬病予防法は年1回の予防注射や、鑑札と注射済票の飼い犬への装着を義務づけています県によりますと、狂犬病のまん延防止には、犬への予防接種率70%以上が必要ということです。全国の注射率は、その70%程度で推移していますが、沖縄は50%前後と極端に低くなっています。市町村別では、登録数101匹の南大東村が注射率100%を唯一達成しました。注射率25・9%の本部町がワーストで、今帰仁村、名護市が40%を割り込みました。犬にかまれる被害は昨年度、97件の届け出があり、飼い犬による被害は85件でしたが、そのうち37件は予防注射をしていませんでした。県薬務生活衛生課は那覇市の県立図書館で狂犬病に関する資料を30日まで展示しており、周辺諸国で狂犬病が発生する現状を踏まえ「沖縄でいつ発生してもおかしくない。予防注射を必ずしてほしい」と呼びかけています。
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