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2026・3・25(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。国立劇場おきなわの組踊研修でおよそ20年指導してきた立方主任講師の宮城能鳳さん(87)と地謡主任講師の城間德太郎さん(92)が今月末で退任します。教え子たちは第一線で活躍しており、2人は後進に「組踊を世界に発信してほしい」と期待します。国立劇場おきなわは2004年に開館し、翌年に第1期研修が始まりました。研修は3年間で、能鳳さんは研修開始当初から、城間さんは第1期の3年目から講師を務めてきました。能鳳さんは組踊立方、城間は地謡の人間国宝でもあります。修了生は1期から7期まで合わせて65人で、修了後は伝統組踊保存会の伝承者として、さらなる研さんに励んでいます。能鳳さんが指導で特に重視したのは古典語の発音で、「組踊は一語一句間違えてはいけない。最後の一文字で意味が違ってくる。できるまで何回も何回もさせた」と語りました。また、城間さんも教え子たちについて「皆さん覚えがいいし教えがいがあった」と振り返り、指導では「できる限り工工四を基準に教えた。私自身もいい勉強になった」と話しました。1期生の佐辺良和さんは「厳しく丁寧に教えていただいた。教わったことは今も体の中にあり、自分が教える時にも出てくる。今後も先生方を目指していきたい」と感謝しました。(了)
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