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2026年1月28日(水)琉球新報の記事から紹介します。担当は上地和夫さんです。国の文化審議会は23日、糸満市が所有する「糸満の漁労用具」を国登録有形民俗文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申しました。登録されれば、県内では2007年の竹富島の生活用具に続き2件目となります。県教育庁文化財課によりますと、登録対象となる漁労用具は887点です。1950年代から80年代にかけて糸満市で収集されたもので、各種の漁具のほか、仕事着や漁具の製作・修理用具、行商に用いられた販売用具などで構成されています。個人や市民団体によって収集・製作され、現在は西崎町の「海のふるさと公園展示館」に保管・展示されています。文化審議会は、漁業用具に加え、女性が行商に使用した販売用具なども含まれている点に注目し、地域の亮業の姿や変遷を具体的に示す資料群であると評価しました。国登録有形民俗文化財に登録されると、保存や活用に必要な費用の一部に補助が受けられるほか、国から技術的な助言を受けることができます。糸満市の當銘真栄市長は、今回の答申について「糸満市では初の国登録有形民俗文化財の誕生となるため、大変喜ばしく思う。市としてより一層文化財の保全をし、県と協力しながら周知啓発や活用に努める」と語りました。(了)
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