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2024年9月18日(水)放送分担当は上地和夫さんです。琉球新報の記事から紹介します。高齢者や障がい者も快適に旅行できるUD=ユニバーサルデザイン観光を進めようと、軽量で折りたためる電動車いす「WHILL(ウィル)」の貸し出しが来月10月1日から那覇空港と福岡空港で始まります。12月1日からは新石垣空港でも扱います。WHILLは免許不要で歩道を走ることができ、最高速度は時速6キロに設定され、1回の充電での走行距離は20キロです。バッテリーを含む重さは26・7キログラムで、折りたたんで乗用車のトランクに積み込めます。那覇空港では、これまで車いすや電動カートは貸し出していましたが、電動車いすは初めてで、当面は1台だけ用意します。レンタル料は各空港とも1日4000円です。普段は車いすを使わない人も、旅行中の移動が不安で貸し出しを希望するということで取り組みを進めるNPO法人バリアフリーネットワーク会議代表の親川修さんは「沖縄はUD観光地として選ばれ始めている。ウィルはレンタカーにも載せられるし、沖縄の旅の魅力を高めたい」とアピールしました。電動車いすの問い合わせは、那覇空港国内線ターミナル1階の「しょうがい者・こうれい者観光案内所」となっています。
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