2026年10月は5回に渡ってお届けするコーナー「ひろしま 食×農×未来のラジオ」!このコーナーは農業に取り組む方による協同組合のJAグループ広島とJA共済が地域貢献活動の一環でお届けするコーナーです!今回からは広島の高校生と生産者さんに集まっていただき、今の農業の置かれている状況について知ってもらう座談会の様子を3回に渡ってお届け!座談会に参加してくれた高校生は広島県立広島国泰寺高等学校の小川さん!広島県立呉商業高等学校の岡本さん!広島県立吉田高等学校アグリビジネス科の大畠くんの3人!そしてお迎えした農家さんはミニトマトや広島菜を作っているJA広島農青連の武内誠さん!今回放送した座談会のトークテーマは「実は今、広島の農業がピンチ!」どんなことがピンチなのかと言うと・・・「食料自給率」が低くてピンチなんです!食料自給率って言うのは、消費される食べものの内、どれくらいがその国内で作られているかという割合(数字)のこと。この割合が高いほど、自分の国のものを食べて暮らしているという指標になります。この数字が広島県は22%!47都道府県では36位と非常に低い順位になっています。順位が低いのは様々な理由が考えられるのですが、まず1つはそもそも農家さんが減っていること!Machicoさんからも教えていただきましたが、2015年に約31,300人いた広島の農家さんが、2025年には約15,800人、10年で半分になっています!さらに広島県の生産者さんの高齢化は全国で2位となっていてますます減っていく未来が想像できます。さらにさらに理由があって「燃料や肥料の高騰」も挙げられます!今は戦争などの影響で作物を作るための燃料や肥料などが高騰しています。高騰した分、値上げして売るのがいいのでは?と思うかもしれませんが【食料安全保障】という制度あって『食料を誰もが買える状況にすること』ということが定められています。値上げすることで裕福ではない方が手に入れられないという状況になるかもしれないので、簡単に値上げをすることができないそうです。作物を作るための資材が高騰しているのに値段はそのまま・・・となると売上が出ません。そうなると来年に向けての費用がなく、再生産ができないのでどんどん生産者さんが減っていく可能性があります!生産者さんがいないという実態もありますが、広島県は山間部が多いため農業に適した土地がないというのも食料自給率が低い一因となっています。色んな理由が重なって食料自給率が低い広島県ですが、他の県にももちろん生産者さんはいらっしゃるので、仮に広島県の生産者さんが0人になったとしても他の場所から運んでもらえるなら何も問題ないのでは?と思いお尋ねしてみましたがそうなったら・運んでいる最中に鮮度が落ちるのでおいしいものを食べられない!・確かに他のエリアにも農業はあるが、これまで広島で作られていた分の量を他のエリアががんばって作ってくれるわけではないので単純に食糧不足になる可能性がある!と武内さんから教えていただきました!広島の農業がピンチというのは生産者さんだけがピンチなわけではなく、自分たちの食卓もピンチということに繋がるんです!なのでこれからも安定して食べるためには食料自給率を高くしていかなければいけません!食料自給率を高くするには「地産地消」がキーワードになります!広島県産のものを買うことで広島の生産者さんは「たくさん売れるからもっと作ろう!」となり、今よりも多くの場所で広島県産のものを買う事ができるようになっていくはず!そうすると食料自給率が高くなり、ピンチから脱することができます。高校生のみんなにも食料自給率を高めるためにはどうしてみればいいか考えてみてもらいました!大畠くん「小中学校の授業で農業をやってみる!」→食農教育ですね。小さい頃から農業に触れることで食べられることのありがたさを感じることができると思います!小川さん「学校の授業で作った作物を給食に使う!空いたスペースも有効活用できます☆」→農家さんだけがんばるのではなく一般の方も一緒になってがんばることが大事!採用!笑岡本さん「農家さんとお話しをして理解を深める!」→今回のように若い人とお話しする機会はないので、こういう場を設けていただいてありがたい。まず多くの人に今の農業のことを知ってもらいたい!次週もこの座談会の様子をお届けします!自分たちにできることから始めて食と農の未来を守っていきましょう~!